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平成22年度決算審査特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2011年11月08日
平成22年度決算審査特別委員会(第2日目) 名簿 開催日:2011年11月08日

  • "公共施設管理者負担金"(/)
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  1. 生駒市議会 2010-11-08
    平成22年度決算審査特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2011年11月08日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 再開 ◯白本和久委員長 おはようございます。ただ今から決算審査特別委員会を再開いたします。  なお、本日の会議につきましては、報道、市民の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯白本和久委員長 昨日に引き続き審査いたします。  環境文教委員会の所管に係る各議案等について、資料の一覧表のとおり順次審査いたします。  まず、環境文教委員会の所管に係る議案第61号、平成22年度生駒市一般会計決算の認定について、関係部長から順次説明を受けます。  奥谷生活環境部長。 3 ◯奥谷長嗣生活環境部長 それでは、生活環境部が所管しております決算につきましてご説明申し上げます。  決算書の80ページから81ページをお願いいたします。  款2、総務費、項1、総務管理費、目11の交通対策費のうち、生活環境部が所管いたしておりますのは交通安全対策や駐車・駐輪対策等に要する経費で、交通安全運動や交通安全教室などを実施するとともに、新規事業といたしまして、幼児2人を含む3人乗り自転車貸出し事業を実施いたしました。また、放置自転車や違法駐車等の防止対策として、生駒駅、東生駒駅、白庭台駅及び学研北生駒駅周辺の自転車等放置禁止区域並びに違法駐車等防止重点地域を中心に街頭指導等を実施いたしました。  なお、平成21年度からの繰越事業である鉄道駅耐震補強事業は、平成22年12月に完了をいたしております。  次に、82ページから83ページをお願いいたします。  目14の諸費のうち、生活環境部が所管いたしておりますのは、法律相談、行政相談などの各種相談業務の実施に係る経費や非核平和都市宣言に基づく平和のつどいの開催、また、安全で住みよいまちづくりを推進するための経費で、出前防犯教室の実施やこども110番の家協力家庭の募集に努めるとともに、防犯パトロールを実施している自治会等に防犯活動用品の貸与を行うなど、犯罪の発生の抑制と防犯意識の高揚に努めました。  続きまして、少し飛びますが、116ページ下段をお願いいたします。  款4、衛生費、項1、保健衛生費、目4の環境衛生費につきましては、火葬場の管理運営、防犯灯・街路灯の整備、自治会清掃時のごみ回収、愛がん動物の適正管理の推進など、地域の環境整備を推進するために要した経費で、平成23年1月に、市民、事業者、行政がそれぞれの責務を認識し、快適で安全な生活環境を守るため、生駒市まちをきれいにする条例を施行し、環境美化の推進に努めました。  次に、117ページ下段から119ページにかけましての目5、環境保全対策費につきましては、市内の大気、水質、騒音、振動等の環境測定調査、河川クリーンキャンペーンなどの水環境対策、環境基本計画推進会議、ECO-net生駒の活動に対する補助、出前講座などの環境啓発事業、廃食用油のバイオディーゼル燃料精製事業などに要した経費で、平成22年度は、市役所の事業活動によって生じる環境への負荷を軽減していくために、市民参加のもとに目標設定と監査を行っていただくことにより、市民と共に環境づくりを推進していく環境マネジメントシステム、LAS-Eの運用を12月1日から開始するとともに、自然エネルギー普及促進のため、新たに雨水タンク設置に対する補助制度を開始いたしました。  続きまして、119ページから120ページにかけましての項2、清掃費、目1の清掃総務費につきましては、環境事業課職員の人件費や焼却灰の最終処分場建設事業、大阪湾フェニックス計画への応分の負担を行った経費が主なものでございます。  次に、120ページから122ページにかけましての目2、ごみ処理費は、ごみの収集運搬や処理、減量化、再資源化の事業、施策等に要した経費で、新たな取組として、燃える大型ごみの電話リクエスト収集を実施いたしております。また、高齢者世帯等のごみ出し負担軽減を図るまごころ収集を引き続き実施するとともに、集団資源回収を行う市内の団体への補助、食品トレイや紙パックの拠点回収の実施、プラスチック製容器包装のモデル事業の実施、陶磁器製食器やガラス製食器のリユース・リサイクル事業の実施、環境フリーマーケットの開催等、様々な取組を通じて、資源の有効活用を図りました。
     さらに、環境教育を推進するため、小学4年生を対象にごみ収集車を使った体験学習や市民を対象にごみ処理施設等を見学する一日環境教室を実施いたしました。  次に、122ページから123ページにかけましての目3、ごみ処理施設費につきましては、清掃センター及び清掃リレーセンターの管理運営及び定期点検や補修などの施設の安定的かつ適正な維持管理を行うために要した経費が主なものでございます。また、清掃センターの運転及び維持管理につきましては、経費節減効果がある契約手法としての10年間の長期包括運営委託契約を締結するための委員会運営を行うとともに、平成23年度からの業務実施に向けて委託契約を締結いたしました。  なお、委託料で3,757万円余りの不用額が生じておりますが、焼却残さ処理業務と環境測定の入札残によるものと、平成21年度に導入した大型破砕機の保守に要する費用が削減できたことなどが主な理由でございます。  次に、123ページ下段から124ページにかけましての目4のし尿処理費につきましては、し尿の収集運搬委託経費が主なものでございます。  次に、124ページから125ページにかけましての目5、し尿処理施設費につきましては、エコパーク21の運転管理や処理に必要な消耗品購入に要する経費が主なものでございます。  なお、需用費で1,909万円余り、委託料で3,728万円余りの不用額が生じておりますが、消耗品等の入札残やプラント機器の補修部門の交換をこの年度に繰り延べたことが主な理由でございます。  続きまして、少し飛びますが、133ページをお願いいたします。  款5、産業経済費、項2、商工費、目5の消費生活費でございます。  この費目は、消費生活相談など、消費生活の安定と向上に要する経費で、近年、情報化、サービス化の進展に伴い、消費者問題が複雑かつ多様化する中、生駒市消費者保護条例に基づき、専門相談員による相談業務、出前講座、多重債務無料相談会等の事業を実施するとともに、情報の収集、分析等に努めた経費でございます。また、平成23年度から土曜電話相談窓口を開設すべく、市民生活に光をそそぐ基金に積立てをいたしました。  続きまして、140ページ中段をお願いいたします。  款6、土木費、項3、都市計画費、目1の都市計画総務費のうち、生活環境部が所管いたしております節28の繰出金、142ページの上段でございますが、自動車駐車場事業特別会計に繰り出した経費でございます。  以上、生活環境部が所管しております費目でございます。どうかよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 4 ◯白本和久委員長 古川水道局長。 5 ◯古川文男水道局長 それでは、続きまして、水道局の所管分につきましてご説明を申し上げます。  戻っていただきまして、決算書の117ページをお願いいたします。  款4、衛生費、項1、保健衛生費、目5、環境保全対策費でございます。  119ページの節19、負担金補助及び交付金における浄化槽の設置補助金でございます。本事業は、生活排水による河川の水質汚濁を防止するとともに、生活環境の保全を図るために、合併処理浄化槽の設置者に対し66基の補助を行ったものでございます。  次に、少し飛んでいただきまして、147ページをお願いいたします。  中段の款6、土木費、項5、下水道費、目1、下水道費でございます。  本費目につきましては、下水道事業の執行に伴い、特定財源の不足する額7億633万1,749円を一般会計から下水道事業特別会計へ繰出しを行ったものでございます。  なお、不用額につきましては、主に下水道の使用料収入の伸びを始め、下水管渠維持補修費の入札執行残並びに下水道債の償還利子の減少などによるものでございます。  以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 6 ◯白本和久委員長 大津輪教育総務部長。 7 ◯大津輪幹夫教育総務部長 それでは、続きまして、教育総務部の所管分につきまして説明申し上げます。  決算書の152ページをお願いいたします。  152ページから154ページにかけましての項1、教育総務費につきましては、教育委員会費として、教育委員会の運営や事務局職員の人件費等に要した経費と、心の教育活動事業に要した経費でございます。  主な事業といたしましては、小学校の隣接校選択制やスクールボランティア、小中学校進学時の児童・生徒の不安や緊張をやわらげ、学校への興味、関心を高めるための幼小中連携事業等を実施いたしました。  また、伝え合う力育成事業の一つとして、学校図書館の活性化と読書活動推進のため、小学校6校に図書館司書を派遣し、子どもたちが本に親しみやすい環境づくりに努めました。なお、平成23年度は、全小中学校に拡大して派遣をしております。  さらに、いじめや不登校等の諸問題に対応するため、スクールカウンセラーを全中学校へ配置するとともに、小学校へも派遣をいたしました。また、教育支援施設でも電話や来訪による相談に応じるとともに、学校生活への復帰を支援する適応指導教室の運営を行った他、専門的な知識、技能を有するスクールソーシャルワーカーを配置し、必要に応じて学校へ派遣して問題解決への支援に努めました。  次に、154ページ下段からでございます。  154ページ下段から157ページにかけましての項2、小学校費につきましては、小学校12校の管理運営費の他、施設の管理や整備、教育振興に要した経費でございます。  主な事業でございますが、小学1年生を対象とした30人学級編制を引き続き全小学校で実施し、個に応じたきめ細かな指導に努めました。  また、開かれた学校づくりを進める学校創造推進事業や、様々な体験活動を通じて命の大切さ、自己有用感、他者理解力の養成に役立てるため、命の大切さを学ばせる体験事業を引き続き実施いたしました。  次に、教育振興では、全国大会に出場した児童の保護者負担軽減のため、3校に交通費等を補助するとともに、経済的理由により就学が困難な児童の保護者に対しまして給食費や医療費等の就学援助を行いました。  さらに、伝え合う力育成事業といたしましては、外国語によるコミュニケーション能力を育成するため、小学校担当の外国青年2名を配置し、平成23年度からの新学習指導要領の実施に先駆けまして、小学5年生、6年生と、早期から英語に慣れ親しんでもらうために、3年生、4年生につきましても英語活動に取り組んだところでございます。  また、目3、小学校施設整備費では、あすか野小学校、鹿ノ台小学校の耐震診断と耐震補強設計並びに真弓小学校、桜ケ丘小学校及び生駒東小学校の耐震補強設計を実施し、安全・安心な学校づくりに努めたところでございます。  なお、これら5校の耐震補強工事につきましては、国の平成22年度補助事業として採択されたことから、補正予算を組み、平成23年度へ繰越しさせていただきましたが、工事につきましては本年夏期休業中を中心に完了し、小学校でも耐震化が100%完了となってございます。  続きまして、157ページから160ページにかけましての項3、中学校費でございます。  この費目は、中学校8校の管理運営の他、施設の管理や整備並びに教育振興に要した経費でございます。  主な事業といたしましては、外国青年2名の外国語指導助手を各校に派遣するとともに、要請のあった幼稚園へも派遣し、国際理解教育の推進に努めたところでございます。  また、小学校同様、命の大切さを学ばせる体験事業や学校創造推進事業を引き続き実施いたしました。  その他、心身共に健全な生徒の育成を図るため、自然教室を実施した学校への補助やクラブ活動で全国大会等に出場した際の補助金を交付した他、経済的な理由により就学が困難な生徒の保護者に対し就学援助を行いました。  なお、目2、教育振興費で増額補正の上、平成23年度へ繰越しをさせていただきました中学校図書館図書購入につきましては、現在、各中学校におきましてそれぞれ選書の上、購入をしているところでございます。  さらに、施設整備として、平成21年度からの繰越事業であります鹿ノ台中学校の校舎及び体育館等の耐震補強工事を実施するとともに、外壁、トイレ等の老朽改修を行いました。  なお、本費目の節15、工事請負費における不用額3,996万3,400円は、同校の耐震補強工事の入札による執行残でございます。  続きまして、160ページから162ページにかけましての項4、幼稚園費につきましてでございます。幼稚園9園の管理運営費や施設整備費の他、私立幼稚園助成費など、幼児教育の充実や振興に要した経費で、全幼稚園において入園希望者全員を受け入れるとともに、預かり保育につきましても、引き続き全園で実施をいたしました。  また、私立幼稚園就園奨励費及び運営費の補助を行うとともに、特別支援教育の充実のため、4歳、5歳児への講師の加配も行いました。  さらに、施設整備では、高山幼稚園の園舎増築工事を行った他、耐震化の事業といたしまして、高山幼稚園、南幼稚園、生駒台幼稚園及び生駒幼稚園管理棟の耐震診断等を実施いたしました。  なお、耐震診断の結果判定が遅れたことにより、平成23年度へ繰越しさせていただいておりました生駒幼稚園耐震補強設計につきましては、間もなく完了する予定となってございます。  次に、少し飛びまして、178ページからでございます。  178ページから179ページにかけましての項6、保健体育費、目3、学校給食センター運営費につきましては、給食センターの管理運営や施設設備の維持管理に要した経費で、学校給食センター運営協議会の開催や、栄養教諭等を学校へ派遣し、食に関する教育活動の支援や給食時間のワンポイント指導を行うとともに、保護者を対象とした給食センターの見学、試食会を実施いたしました。  また、調理時間や配送の調整を行い、調理後2時間以内の喫食の向上にも努めました。  さらに、設備面では、施設整備工事を実施するとともに、厨房機器につきましても、食器洗浄器、コンベヤーの修理などを実施いたしました。  続きまして、179ページ中段の目4、学校給食材料費につきましては、地元産の野菜も取り入れながら、新鮮でかつ栄養豊富な食材を選定するとともに、献立の質向上や調理の工夫、改善に取り組み、より安全でおいしい給食の実施に努めたところでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 8 ◯白本和久委員長 長田生涯学習部長。 9 ◯長田二郎生涯学習部長 それでは、続きまして、生涯学習部が所管しております費目につきまして、ご説明申し上げます。  決算書の162ページをお願いいたします。  まず、162ページ中段から163ページにかけましての項5、社会教育費、目1、社会教育総務費でございます。  この費目につきましては、主に生涯学習部全体に係ります経費、生涯学習の推進に要した経費でございます。  主な事業といたしましては、生涯学習普及啓発のための市民カレッジ事業等の開催、生涯学習まちづくり人材バンクの運営等を実施いたしますとともに、ホームページ等を利用いたしまして、市民への生涯学習情報の提供に努めたところでございます。  次に、163ページから165ページにかけましての目2、公民館費でございます。  この費目につきましては、館の維持管理、事業運営費及びいこま寿大学に要した経費でございます。  主な事業といたしましては、各種の公民館講座等を開催いたしますとともに、いきいき楽習まつりを開催し、市民公募による発表会等を実施いたしました。さらに、いこま寿大学を開設し、高齢者教育の推進と充実にも努めたところでございます。  また、中央公民館大ホールの照明設備のうち、老朽化が著しい機器を更新し、大ホール設備の維持にも努めたところでございます。  なお、平成23年度へ繰越しさせていただきました中央公民館の耐震補強工事設計業務につきましては、順調に設計を進めることができまして、本年6月に業務を完了させていただきました。また、大ホール控室等増築設計業務と大ホール設備改修工事につきましては、年度内に完了させていただきたく、現在進めているところでございます。  続きまして、165ページから167ページにかけましての目3、図書会館費でございます。  この費目は、会館の管理運営に係る経費でございまして、図書館の平成23年末の蔵書冊数につきましては5館合わせまして58万8,031冊でございまして、貸出し冊数は135万2,555冊となっております。また、市民1人当たりにいたしますと11.3冊と、非常に多くの市民の方々にご利用いただいたところでございます。  また、子どもの自主的な読書活動を推進するため、これまでに作成いたしました対象年齢の異なる5種類のブックリストを学校・園を通じまして配布いたしますとともに、掲載した図書をセットにいたしまして、小学校、園等への団体貸出しを行いました。  さらに、太陽光発電装置の設置と高効率照明機器への改修を行い、省エネに努めたところでございます。  続きまして、1つ飛びまして、168ページから169ページにかけましての目5、青少年健全育成費でございます。  この費目は、青少年健全育成活動事業、成人式開催等に要した経費でございます。  青少年健全育成の啓発及び非行防止を図るため、関係機関、関係団体との連携のもと、パトロール活動を展開いたしますとともに、青少年団体リーダー育成、家庭教育学級の開設、青少年健全育成団体の支援等の諸事業を行いました。  また、放課後子ども教室を俵口小学校と真弓小学校で開催いたしますとともに、PTA協議会に対しまして研究大会開催等への補助を行ったところでございます。  次に、169ページ下段から170ページにかけましての目6、文化振興費でございます。  市民の創作・文化活動の発表の場といたしまして第57回市民文化祭の開催、文化芸術振興団体の公共性のある事業への使用料補助等、活動事業の支援をいたしまして、市民文化の高揚に努めますとともに、生駒歴史文化セミナーでは、平城遷都1300年記念にちなみまして、平城京の時代と生駒をテーマで開催するなど、郷土文化の意識高揚に努めたところでございます。  次に、170ページから171ページにかけましての目7、芸術会館費でございます。  この費目は、館の管理運営に係る経費でございまして、各種講座・教室を開催いたしますとともに、市民文化祭の作品展、市民川柳大会の開催等を通じまして、市民の芸術文化等の高揚に努めております。  続きまして、171ページから172ページの目8、文化財保護費でございます。  この費目は、文化財に関する調査、保護等に係る経費が主なものでございまして、郷土資料館新設事業といたしまして、生駒市郷土資料館新設準備検討懇話会を設置いたしまして、平成23年度も含めまして9回の会議を重ね、資料館の機能、運営、設計等の検討を協議いただき、報告書の提出を受けるとともに、基本設計を完了いたしました。  また、同時に、古文書、埋蔵文化財の調査を実施し、さらに埋蔵文化財保存活用整備事業といたしまして、出土遺物の再整理を行い、資料、報告書の作成をいたしますとともに、発掘調査成果展を開催し、児童・生徒を始め、市民の皆さんへ郷土の歴史文化の学習の機会を提供いたしました。  さらに、宝山寺獅子閣等の指定文化財に対しまして補助金の交付を行い、文化財の保護に努めますとともに、刊行物等の頒布、ホームページ等による郷土学習に供する情報の提供に努めたところでございます。  続きまして、172ページの目9、コミュニティセンター費につきましては、生涯学習の拠点施設でございますコミュニティセンターの管理業務に係る経費でございます。  続きまして、173ページから174ページにかけましての目10、南コミュニティセンター費でございます。  この費目につきましては、館の管理、事業運営費及び図書館南分館の運営に要した経費でございます。  主な事業といたしましては、せせらぎコンサート等のイベントや各種講座等の開催を行っております。  次に、174ページから175ページにかけましての目11、北コミュニティセンター費でございます。  この費目につきましても、館の管理、事業運営費及び図書館北分館の運営に要した経費でございます。  主な事業といたしましては、はばたきコンサート等のイベントや各種講座を開催いたしますとともに、先端大との連携事業といたしまして、先端科学技術体験講座の開催をいたしております。  次に、175ページ下段から177ページにかけましての項6、保健体育費、目1、保健体育総務費でございます。  この費目は、スポーツ振興審議会の運営費、体育指導委員活動費及び市民を対象といたしましたスポーツ振興に係る経費並びに幼小中の児童・生徒・教職員の各種健診に係ります経費でございます。  主な事業といたしましては、スポーツ振興審議会に諮問し、「“笑顔”と“元気”で1、2、3~いってみよか やってみよか みてみよか~」をスローガンといたしました生駒市スポーツ振興基本計画を作成いたしております。  また、ファミリースポーツの集いや市町村対抗子ども駅伝大会等の事業を通じまして、子どもたちがスポーツを始めるきっかけとなりますよう、また、親子で気軽にスポーツに親しめるよう、軽スポーツの普及に努めますとともに、スポーツを振興する団体等に助成を行い、競技スポーツの技術向上や軽スポーツの普及にも努めたところでございます。  最後でございますが、177ページの目2、体育施設費でございます。  この費目は、生駒市体育協会等への体育施設の指定管理に係ります経費及び市内体育施設全般に係ります整備工事等に係ります経費でございます。市民のスポーツの実践の場として機会を提供し、体力づくり、健康づくりに努めたところでございます。  なお、工事請負費で1,714万円余りの不用額が生じておりますが、これにつきましては、入札執行に伴う残額でございます。  以上が生涯学習部に係ります決算の説明でございます。どうかよろしくご審査くださいますようお願いいたします。 10 ◯白本和久委員長 説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。角田委員。
    11 ◯角田晃一委員 決算書の119ページの下の方ですね、目5、環境保全対策費の一番下です、バイオ燃料精製事業費。バイオディーゼル燃料の取組というのは、3年近くやっておられるんですね。前年度に関してはここにありますように9,370リッターの精製量があったということですが、この問題は2点、かなり難しいところがあるのかなと。それは、BDFの精製に関するノウハウと言うのか、技術と言うのか、これが確立していない。その廃油そのものの精度と当然関係してくるので、その辺のところが非常にご苦労されているんじゃないのかなと思います。その部分と、それと、結局、廃油回収量が多くならなければこのBDFができないので、回収拠点を増やされているように思うんですけれども、その辺、もう少し詳しくご説明いただけますか。 12 ◯白本和久委員長 平井課長。 13 ◯平井克典環境政策課長 まず1点目ですが、場所の問題、やっぱり標高、高いところにありますのと、温度が不安定、特に冬場の温度が下がるということが精製に支障を来しております。  それと、もう1つは、精製の一定の量、100リットル単位でやるんですが、廃食用油が100リッターですとばらつきが出てくるという、その問題があります。それを含めて、できるだけ均一化したものを精製するように今現在も進めているところです。  それともう1点、廃食用油の回収の方ですが、回収拠点を増やすと言うか、時間の拡大を図りまして、平成21年度までは4,900リッターぐらいだったんですが、平成22年度は時間拡大、延長しまして、極端に言えば木曜日にやっているんですが、それ以外でも回収できるような、公共施設でもやっております。その関係で7,321リットルということで、約1.5倍近く引き上げております。ですから、今現在のところ、廃食用油の回収の方は問題はないと思っております。ただ、精製の方は効率良く作っても1日100リッターしかできませんので、その辺の問題は若干残っております。以上です。 14 ◯白本和久委員長 角田委員。 15 ◯角田晃一委員 拠点の問題でないとすれば、その精製の方の技術の確立と言うのか、精製率を高めるご努力を是非お願いしたいと思います。  次に、121ページです。目2のごみ処理費の4番目の、去年10月から始まりました大型ごみの電話申込みの個別収集の問題なんですけども、これ、半年間ですか、電話申込み、電話はどれぐらい入っていますか。 16 ◯白本和久委員長 中谷課長。 17 ◯中谷泰也環境事業課長 日々100件を超えているぐらいでございます、今のところ。 18 ◯白本和久委員長 角田委員。 19 ◯角田晃一委員 つまり、お聞きしたいことは、その以前の、9月以前と言いますか、電話申込みする以前と比較した場合の大型ごみの収集量と言いますか、その辺の何か数字はございますか。 20 ◯白本和久委員長 中谷課長。 21 ◯中谷泰也環境事業課長 まだ慣れておられないというようなこともございまして、電話リクエストする前と比べますと、量といたしましてはまだ少ないというふうなところでございます。これから慣れていただいて、また、4月からは不燃ごみも一緒にということでやらせていただいていますので、また増えてくるだろうというふうには考えております。 22 ◯白本和久委員長 角田委員。 23 ◯角田晃一委員 周知ということについては、私も本当にいろいろ聞きますので、是非努めていただいて、まだ始まったばかりですので、これからだと思います。  これの量的な問題で言いますと、施策の成果等のところのごみ処理経費一覧表の真ん中ぐらいに粗大ごみ548トンを書いていますけども、量として、別にこれとは関係ないですね。今、回収に入っている粗大ごみの、大型ごみ。 24 ◯白本和久委員長 中谷課長。 25 ◯中谷泰也環境事業課長 この粗大ごみがいわゆる電話リクエストになったところです。それと、4月からはそれに併せまして不燃ごみも一緒に加わったというところでございます。 26 ◯白本和久委員長 角田委員。 27 ◯角田晃一委員 分かりました。  それから、環境施策の推進について、ECO-net生駒ですね。目5、環境保全対策費の118ページの一番下の方ですね、3番目の生駒市環境基本計画推進うんぬんで、(2)に環境に関する情報提供等々で、これが本年3月末現在の正会員と賛助会員ですか、合わせて大体100名ぐらいとなっているんですけども、これは経時変化と言うか、前年度に比べるとどんな感じになっていますか。 28 ◯白本和久委員長 平井課長。 29 ◯平井克典環境政策課長 若干増えているというような言い方しかできませんが、ただ、団体の場合、ここ決算書の中では11人とかいう書かれ方をしていますけど、11団体、あるいは事業所ですと18事業所ですので、1事業所あるいは1団体でも参加人数1人ということではないので、ちょっとこの記入方法を今後検討したいと思っています。若干増えております。 30 ◯白本和久委員長 角田委員。 31 ◯角田晃一委員 この団体というのが会社とかNPOとかいろいろありますので、これにどれだけかければいいのかちょっと分かりませんけども、ここで読める100名なんかではなくして、相当数がその捉え方としてはあるんじゃないかと理解いたします。  要は、環境施策というのは結局、啓蒙活動でありますので、会員数がもちろん増えることは大事なことだし、こういう会員の方がどんどんどんどん広がっていくことが市民に広がることになるんですけれども、いろいろ講座とか講演会とかECO-net生駒ではたくさんされていますが、その参加者数ですよね。結局、いわゆる普通の市民の方が参加していただく、回数が増えればそれだけ増えるということでもあるんでしょうけれども、絶対数的にどのように増えてきているのかというのを、もし何かデータがあったら教えていただきたい。 32 ◯白本和久委員長 平井課長。 33 ◯平井克典環境政策課長 ECO-net生駒という形で開催していただいた部分もありますし、またECO-net生駒そのものに生駒市も参画しておりますので、生駒市あるいはECO-net生駒で環境の推進、あるいは保全関係で出前講座、それからクリーンキャンペーン等々、いわゆる環境活動に参加された市民の数ですが、平成22年度では9,029人ということになっております。もちろん、いこまどんどこまつりにもECO-net生駒は参加していますが、あくまでブースに来られた数だけ、530人でカウントしておりますので、決して過大な数字で見積もっておりません。その中で9,000人ということは、結構、活動を何らかの形でしていただいたという認識をしております。 34 ◯白本和久委員長 角田委員。 35 ◯角田晃一委員 その9,000人という数、相当の数でこれから期待もできるわけですけれども、ECO-net生駒の中でホームページ等いろいろ作っておられて、それも効果があるのかなと思うんですけれども、実は、菜種ですか、ヒマワリでしたか、種をまいて、それの菜種油、菜種の方ですね、私も参加して、北コミセンの前で、川沿いでやらせてもらいましたけれども、そういう実地の作業をやることが、講演会も講座ももちろん重要なんですけども、実践することから得られる環境に対する意欲とかモチベーションというようなことはものすごく僕は大事なことやと思いますので、引き続きそういうことでよろしくお願いしたいと思います。以上です。 36 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 37 ◯山田正弘委員 117ページ、環境衛生費の中で、生駒市まちをきれいにする条例を制定されて環境美化パトロールを実施されているんですけど、その美化パトロールはどのようにやっておられるのか。と言いますのは、国道168号線、県管理の道路なんですけど、フェンスが倒れかけて、それと、そのフェンスのところに草がばっと生えているんですわ。そこは1メーターぐらいの歩道なので人が歩きにくいし、道路も狭いしね。そういうことがあるので、パトロールした結果、どのようにされているのかということをお聞きしたいんですけど。 38 ◯白本和久委員長 平井課長。 39 ◯平井克典環境政策課長 非常に難しい質問をいただきましたので、どう答えていいかと言うか。まず、道路の関係ですと、公共施設になりますので、公共施設の管理者の管理責任というのが当然ございます。条例の中でも義務付けしております。今おっしゃっているのは恐らく道路だと思うんですけど、生駒市の市道あるいは県道等々あるんですが、年1回草刈りされるぐらいの程度しか実態的にはなされていないと。  パトロールの方ですけども、基本は、民地のいわゆる空き地の放置状況、それから、不法投棄関係をどちらかと言うと主に置いております。その次に景観の面がありますので、屋外広告物、のぼりとか看板、それの関係をうちの方では主でやっております。道路の関係は、この前も管理課と合わせて調整会議をしたんですが、管理課でも全ての道路について、90センチほどの市道もありますので、その分について全部、年何回か草を刈るというのは不可能な状況になっておりますので、地元と、あるいは水利組合等々と協働でできるような形をお願いしていくという方向ではなっております。 40 ◯白本和久委員長 山田委員。 41 ◯山田正弘委員 まちをきれいにする条例を制定されたんやから、一応、県とも連携を取って。今、私が言うてるのは、道路が狭くて車の往来がものすごい激しいんですわ。そこへいって、歩道があるしね。ほんで、その歩道もそんな立派な歩道じゃなしに、がたがたになっているような歩道で危ないのでね。そういうところ、私もこの前、電話でそれを言わせてもらいましたけどね。ああいうようなところがあったら、即、市は県へ連絡して、してもらうようにせんと、もし事故があった場合、せっかく私が言うてるのに、事故があったらまた責任問題も出てきますんでね。そういうことで、やっぱり条例を制定してるんやから、そういうこともきちっとしてもらわんと駄目だと思うので、何のための条例や分かりませんので、よろしくお願いしたいと思います。 42 ◯白本和久委員長 平井課長。 43 ◯平井克典環境政策課長 空き地からの草が例えば国道へ出ている、県道へ出ている、そういった場合はもちろんうちの方で指導をやっております。道路から直接生えている分がありますね。その分については、連絡をいただいたら、それぞれの所管のところへは当然指導あるいは除去するようにお願いもしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 44 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 45 ◯山田正弘委員 草は歩道のところから出ているんですわ。ほんで、民地、元ガソリンスタンドがあったところなんですけど、ガソリンスタンドは廃止されて、そこにフェンスをしてあるんですけど、そのフェンスが倒れてきてます。せやから、危ないので、早急に県に要望、持ち主ですけど、そこへ連絡していただいて、直すようにちょっと指導をお願いします。  続きまして、角田委員のバイオ燃料の関連なんですけど、119ページ、これ、費用が300万余りかかっていますけど、それで精製量が9,370リットルということなんですけど、私がちょっと聞いたら、その精製した油を使って車が故障したというようなことも、これは事実かどうか分かりませんけど、そういうことも聞いてますけどね。それと、これ、三百何万使って9,300リットル精製しての費用対効果、どんなんかなということをちょっとお聞きしたいんですけどね。 46 ◯白本和久委員長 平井課長。 47 ◯平井克典環境政策課長 まず1点目ですけど、車がつぶれたというのは生駒市以外ではないですか。生駒市ですか。(「生駒市」との声あり)それはちょっと状況を把握しておらないと言うか、今のところ動いておりますので、問題ないです。  2点目ですが、いわゆる費用対効果、確かに総事業費で300万少しで9,370リットル、単純に直しますとリッター当たり320円ほどになりますので、高いというような評価を一般的にはされると思います。しかし、廃食用油の回収そのものは従前からやっておりましたので、その分の費用が約40万ほどかかっております。あと、竜田川流域生活排水対策推進会議と言いまして、竜田川をきれいにまた戻そうということで、特に家庭から流れる生活排水、油を特に何とかしようということで、生駒市と平群町と斑鳩町でやっております。そちらの推進会議から100万円、市の方のBDFに使うということでいただいておりますので、その分も考慮できますので、140万ほど実際はここから収入を得ております。ですから、実際、単価当たり170円程度になるので、市民等々の啓発効果を考えましたら、決してむちゃくちゃ高い額で効果が出ていないということでもないというふうに信じて毎日取り組んでおりますので、よろしくお願いいたします。 48 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 49 ◯山田正弘委員 そういうことで、一生懸命やっていただくように要望しておきます。  続きまして、124ページなんですけど、し尿処理施設費、エコパークで発電されていますね。発電装置をされてやっておられるんですけど、これも費用対効果はどんなんかなということをちょっとお聞きしたいんですけどね。 50 ◯白本和久委員長 中谷課長。 51 ◯中谷泰也環境事業課長 今、バイオマスの関係で発電をしておるわけなんですけれども、発電機から今は施設の照明関係に使わせていただいておると。後は、温度、発酵の温度を上げるような格好で使わせてもうてるわけなんですけれども、機械あるいは電気の配線等の関係で、効率的にしようと思えば、少し改装も必要かなというところで、今のところ、従前から余り、委員さんおっしゃるような格好で、率は低いというところでございます。 52 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 53 ◯山田正弘委員 この発電にかかる費用は今何ぼぐらい、年間使っておられるんですか。 54 ◯白本和久委員長 中谷課長。 55 ◯中谷泰也環境事業課長 ちょっとそれは資料がございませんので、申し訳ございません。 56 ◯白本和久委員長 奥谷部長。 57 ◯奥谷長嗣生活環境部長 ご質問いただいております費用対効果でございますけれども、今回、し尿の最終汚泥をメタン発酵して堆肥化しているということでございます。その中の副産物ということでメタンガスから活用した電気というような形で利用しておりますけれども、ただ、メタン発酵しない場合につきましては最終汚泥を別途処分しないといけないと。最終汚泥を別途処分するとすれば大体1トン当たり2万円以上かかると、そういったことも発生してきておりますので、全体的なことを考えれば、循環型社会の中で資源の有効活用というような観点から見れば、ある一定の費用対効果としては見込めるのではないのかなと、そのように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 58 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 59 ◯山田正弘委員 ちょっと私、忘れましたんですけど、前にこれのことをお聞きしたとき、費用は何千万単位で使っているというようなことを聞いた。たしか資料、私、家へ帰って探したんですけど、分からへんねんけどね。何かそんなことを聞いたんですけど。現実、全然分からないですか。 60 ◯白本和久委員長 奥谷部長。 61 ◯奥谷長嗣生活環境部長 明確な数字ではないんですけれども、5,000万ないし6,000万ほど、メタン発酵に関するシステム全体の費用としてはそれぐらいかかっているということにはなるのかなと思っております。 62 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 63 ◯山田正弘委員 大体五、六千万かかっているということですか。 64 ◯白本和久委員長 奥谷部長。 65 ◯奥谷長嗣生活環境部長 し尿処理の最終汚泥からコンポスト、肥料を作ると、その一連のシステム関係の費用として五、六千万というような形でなっているのかなというふうには理解しています。 66 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 67 ◯山田正弘委員 それにする生ごみが要りますわね。その搬入量が379.7トンという相当な量なんですけどね。これは無料でもらっているわけですか、百貨店とかそういうところの。 68 ◯白本和久委員長 中谷課長。 69 ◯中谷泰也環境事業課長 これにつきましては、今、事業者さんの生ごみ、ほとんど野菜のくずなんですけれども、今の施設能力、日1トン、1.3トンということで搬入をしておるところでございます。 70 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。 71 ◯山田弘己委員 そうしましたら、私の方では決算書133ページの、目5、消費生活費のことについて伺いたいと思います。  平成22年度は支出済額がこちらにありますように約1,700万ということで、平成21年度に比べて500万プラスになります。執行率が95%と平成22年度は非常に配分よく使われていただいたと。平成21年度は77%という執行率だったんですが、非常にきちっと予算を使っていただいたということは評価したいと思いますが、この500万ほど、平成21年度は1,200万ということで、平成22年度に500万伸びたところ、節を見ると、この500万の増えた要因は13、委託料、それから15、工事請負費、18、備品購入費、25、積立金というふうになっていますので、ここについて中心に伺いたいと思います。  まず、この委託料ですが、平成21年度と見ると倍になりまして、多重債務というのがリーマンショック後、非常に消費者の方の債務問題として出てきておりまして、給与の伸びが低い、あるいは、電子マネーが非常に広がったためにクレジットカードでの決済等ができないという形で、個人信用情報機関にも不良債務者の登録が激増しているのですが、そこで倍にしたところ、この相談件数1,045件とありまして、これは実は前年比の85%ということで、本市としては当然増えるだろうと委託料を増加したにもかかわらず相談件数が減っているという背景、ここをちょっと、15%、前年比で減ったという要因のところを分かれば教えていただきたいのですが。 72 ◯白本和久委員長 米田課長。 73 ◯米田秀一生活安全課長兼消費生活センター所長 大体年間1,000件から1,200件ぐらいで推移しているんですけれども、なかなか難しいんですけれども、いろいろPRもさせていただきまして、市民の方が自分でいろんなことも判断できるような段階にもなってきておると。ですから、相談件数も、自分で解決できたら相談に来られる方もちょっと減ってくると、そういうところが一番大きな要因かなとは思うんですけれども。 74 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。 75 ◯山田弘己委員 私も元個人信用情報機関に勤めておりまして、なかなかそういうことが自身でコントロールできないから相談に行くケースが多くて、コントロールできれば債務問題がそんなに発生しないんですが。  では、ちょっと質問を変えまして、この委託料を倍にしたということで、人員体制を変えたと、あと対応方法を変えたというところがあれば。要は、この委託料を倍にして、消費生活センターの方でその方策、取組を変えたというところがあれば教えてください。 76 ◯白本和久委員長 米田課長。 77 ◯米田秀一生活安全課長兼消費生活センター所長 委託料が倍になっておるのは、多重債務の無料相談会を平成22年度から22回開催させていただきました。その分で金額が倍に上がっております。 78 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。 79 ◯山田弘己委員 多重債務者の無料相談を入れたということですが、当然この相談の中に含まれている件数と考えているわけですけども、これに相談に来る方というのはやはりお勤めされている方が多いので、時間帯とか幅広く、顧問弁護士だけのときと比べて時間帯等の対応も変えられたということで理解してよろしいでしょうか。 80 ◯白本和久委員長 米田課長。 81 ◯米田秀一生活安全課長兼消費生活センター所長 相談につきましては、会社とかに勤めておられる方を対象にする方がいいやろうということで、夕方の5時から夜の8時まで、時間を夜の方に変えさせていただいております。ふだんの相談は、平成22年度でしたら10時から4時までなんですけども、今でしたら、多重債務の無料相談につきましては5時から8時までに、夜の相談ということで、例えば大阪から電車なりで帰られたら生駒市が一番近いところになりますので、市民だけではなくいろんな方にも相談していただけるということで門戸を開かせていただきました。  相談の方なんですけども、なかなか地元ではやっぱりしにくいところもあると思いますので、あんまり顔を出さないところで相談をするというのが一番適当かなと思いましたので、夜の方に、5時から8時というふうに。それからあと、門戸も、生駒市民に限らず、いろんな方ということでさせていただいております。 82 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。 83 ◯山田弘己委員 相談時間帯を5時から8時にされたということですが、全体の何割がこの時間帯に訪れたのでしょうか。 84 ◯白本和久委員長 米田課長。 85 ◯米田秀一生活安全課長兼消費生活センター所長 1,045件の中には、これはちょっと別個に、入ってないんです。別枠で、22回で36件なんです、この分につきましては。件数1,045件に入っておるというのは、相談員さんがふだんお昼に相談されている分の件数しか入っておりません。ちょっとこれは別の件数ということで、中には入れておりません。 86 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。 87 ◯山田弘己委員 了解しました。1,045件にはこの36件はカウントされていないということで理解いたしました。  この36件で相談された方、市だけの相談では対応できないケースというのは、当然、別のそういう専門家の方に誘導されるケースがあると思うんですが、その割合はどれぐらいあったのでしょうか。 88 ◯白本和久委員長 米田課長。 89 ◯米田秀一生活安全課長兼消費生活センター所長 結果までは。結果を聞きたいんですけれども、なかなか弁護士さん、司法書士さんがそこは返せないというお答えなんです。感じからしましたら、大体8割から9割までの方はやっぱり困って相談に来ておられますので、そのまま弁護士さんに、また司法書士さんに続けて相談をされておられます。やっぱり、一刻も、1時間でも、1分でも早く解決をしたいという思いで来られてますので、ほとんどの方がそのままつないでおられるように見受けられます。 90 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。 91 ◯山田弘己委員 ありがとうございます。  先ほどのご答弁の中で、これは基本的に市民へのサービスというふうに理解していたのですが、多重債務は地元では相談しにくいということで市外の方を受け入れているというところですが、実態、市外の方はどれぐらい割合でいるんでしょうか。 92 ◯白本和久委員長 米田課長。 93 ◯米田秀一生活安全課長兼消費生活センター所長 大体1割弱ぐらいです。ほとんど、生駒市民の方が多うございます。 94 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。
    95 ◯山田弘己委員 ただ、市の税金で賄っている運用を市外の方が利用するサービスというのはいかがかなというのもあるんですね。例えば図書館等、市の公共財を使う場合は市民に限るとか、リレーセンターでも生駒市民を証明するものを提示するという形なんですね。こういった無形のサービスというのは非常に高く付くわけですよ。特に多重債務、司法書士なんかはやはり地元で受けていただいて市民サービスに対応するということですが、市外の方が1割いるということについてはどう評価されているんでしょうか。その理由ですね。市の職員が市外の方に対してサービス、対応するということについて見解をお聞きしたいと思います。 96 ◯白本和久委員長 米田課長。 97 ◯米田秀一生活安全課長兼消費生活センター所長 予算の方なんですけども、これは全額国の方からいただいている予算なんです。市費であれば今おっしゃったように市に限るというのが一番いいとは思うんですけれども、考え方で、実際に1回に相談に来られる方が大体1人から2人ぐらいなんですね。それで、3時間ありますけれども、1時間から1時間半ぐらいかけなければ、なかなか解決までいかないです。細かい数字を持ってきてもらって、それをしっかり打合せをして、聞き出して、どうする、どういう処理をするねんというところまでいこうと思ったら、結構時間がかかるんですね。せやから、今みたいな形が僕は一番いいと思うんです。限る、限らない、悩んでおられる方は一緒ですので、市外であろうがどの方であろうがやっぱり受けていってあげられたらいいと思うんです。そういうスタンスで開かせもらったんですけれども。予算で言うとあきませんねんけど、国の方から全額いただいていますので、そこまで門戸を広げてもいいかなと。市費であれば、おっしゃったように、限ったらいいとは思います。以上でございます。 98 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。 99 ◯山田弘己委員 ある程度、生駒市として太っ腹というところを見せることも大事だと思うんですが、当然、相談に行かれる方が今後増えた場合、いらいらされているのに、「何だ、市外の方の説明を受けているじゃないか」というようなフラストレーションにつながらないように、今後、増えたときのことを考えて対応を、あるいは、市内の方であれば1時間以上で結構ですが、市外であれば30分以内にとどめるとか、そこら辺は、フラストレーションにつながらないために何かマニュアル的なものを作っていただければいいかと思います。 100 ◯白本和久委員長 米田課長。 101 ◯米田秀一生活安全課長兼消費生活センター所長 おっしゃるとおりと思います。今、時間は30分ごとに切っておるんですけれども、30分でしたら6回あるんですけれども、やっぱり、1回に1人から2人ぐらいですと時間的にも余裕があると。余裕があって生駒市民の方に迷惑が掛かっておらないので、こうやって広げさせていただいています。いっぱいになってきたら、またそれは制約、制限をするということで考えていきたいと思います。以上です。 102 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。 103 ◯山田弘己委員 では、対応の方についてはそれで結構だと思いますが、続いて、内容を変えまして、節の15、18のところですね。これ、工事請負費と備品購入費等で約150万ほど実際支出済みということですが、消費生活センターに関わる工事関係はこれでひとまず終わったという理解でよろしいでしょうか。 104 ◯白本和久委員長 米田課長。 105 ◯米田秀一生活安全課長兼消費生活センター所長 一応、備品関係もほとんど皆そろえさせていただいたということで、終わったというふうに考えていただいたら結構と思います。 106 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。 107 ◯山田弘己委員 そうしましたら、あと誤差、昨年度と約500万のうち、節25、積立金というのが280万、支出済額で全額入っておりまして、これは基金ということで、民主党政権になって国の方策の一つだと聞いておりますが、市民生活に光をそそぐ基金というのは、現状は積み立てて、全額積み立てたままという理解で、特に平成22年度で利用したということはないという理解でよろしいですね。 108 ◯白本和久委員長 米田課長。 109 ◯米田秀一生活安全課長兼消費生活センター所長 制約がございまして、平成22年の10月以降に予算を立てろというふうに指示があるんです。ですから、補正予算を組ませていただきました。それから、それ以後に使いなさいということでございまして、これは平成23年度と平成24年度に土曜窓口の電話相談の方に使っていきたいということで考えております。 110 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。 111 ◯山田弘己委員 この約300万の積立金という額は、これで打止めということで、基金の増額というのはあるのでしょうか。 112 ◯白本和久委員長 米田課長。 113 ◯米田秀一生活安全課長兼消費生活センター所長 今のところは増額はございません。 114 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。 115 ◯山田弘己委員 この消費生活費で執行された1,700万のうちの300万と非常に額も多くなっておりますので、これを電話相談等有効利用に努めていただいて、次年度、次々年度、有効に利用していただいて、きちっと、特に生駒市民12万人に正しいお金の使い方、当然、市もきちっと使うことによってそれは一つの定めとなりますので、きっちり使っていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。 116 ◯白本和久委員長 他にございませんか。上原委員。 117 ◯上原しのぶ委員 施策の成果を説明する書類の5ページのところです。アクションプランにも載ってるんですが、ごみ有料化に関する調査及び審議会運営業務と書いて、これは平成23年度へも継続になっているんですが、現時点でどういうような話合いと言うか、内容になっているのかお教えください。 118 ◯白本和久委員長 中谷課長。 119 ◯中谷泰也環境事業課長 今、7回ほど開かせていただいたわけなんですけれども、委員の中には賛成派、反対派もおられるわけなんですけれども、いろいろ資料を出し合った中で厳しい審議、議論をされているわけなんですけれども、年明けぐらいには一定、方向性を立てていくようなところでございます。以上です。 120 ◯白本和久委員長 上原委員。 121 ◯上原しのぶ委員 このアクションプランにも書いてあるんですが、有料化を前提とするということでこの審議会が持たれているんですが、この有料化を前提とされた根拠を教えてください。 122 ◯白本和久委員長 中谷課長。 123 ◯中谷泰也環境事業課長 その前に、一般廃棄物処理基本計画、これを今年の5月に策定させていただきました。いわゆるごみ半減プランというところでございますけれども、その中で、ごみを半減していく中では7つの重点施策ということで、その中でごみ有料化をやっていくということが入っております。これは、市民の方、学識経験者の方、検討委員会の中で決めていただいたごみ半減プランに基づくその中の一つでございます。 124 ◯白本和久委員長 上原委員。 125 ◯上原しのぶ委員 実は、私もこのアクションプランで一般質問させていただいたときに、有料化の前提として、ごみを減量化するために有料化をするんだということなんですが、現時点で、プラスチックのごみと、それから完全に燃えるごみと分けて今収集していたら、現実、私たちの周辺でもすごくごみが減ってきているんですね。ということは、きちっとごみをいろいろと仕分けしていって、処理の仕方によっては有料化をしなくてもごみを減らすことはできると思うんですね。そこのところに目を付けないで、先に有料化を前提とされてきたというところがもうちょっと行政としては考えていただかないといけないかと思うんですが。  次に、これに関連して決算書の118ページ。では、ごみ減量化専門部会からどういう報告があったのか教えてください。「ごみ減量化専門部会からの報告」というのが出されていますので。 126 ◯白本和久委員長 中谷課長。 127 ◯中谷泰也環境事業課長 ごみ基本計画、ごみ処理、ごみ半減プランの中ですか。 128 ◯白本和久委員長 上原委員。 129 ◯上原しのぶ委員 環境基本計画推進事業の審議会の開催のところで、「ごみ減量化専門部会からの報告」とあるんです。これ、どういう報告が受けられたのかちょっとお聞きしたいなと思って。 130 ◯白本和久委員長 中谷課長。 131 ◯中谷泰也環境事業課長 これにつきましては、プラスチック製容器包装と、それのルートの見直し等、それについてごみ減量化専門部会から答申をいただいたところでございます。 132 ◯白本和久委員長 上原委員。 133 ◯上原しのぶ委員 これは私の意見になるんですが、やはりごみ問題というのは生活と密着した部分ですのでね。これは税金で賄われるべきものであって、有料化を前提に持ってくるのはおかしいということと、あと、ごみを減量化しようと思えば、ごみを種類別に分けていくとか、それから企業責任も問うていくとか、やるべきことが先にあると思うんですね。その辺をやってみて、そして、どうしようもないという最終的な段階でごみ有料化ということになったら市民の納得も得られるかと思うんですが、先ほど、審議会の中身でも反対と賛成、厳しい審議がされているということでしたので、この辺は安易にごみ有料化ということにならないように、今後に向けて検討を十分にしていただきたいということを申し上げて、このことについては終わります。 134 ◯白本和久委員長 上原委員。 135 ◯上原しのぶ委員 次、問題を変えまして、学校教育のところでお聞きしたいと思います。155ページと157ページです。学校管理費のところで、小学校、中学校、それぞれ講師賃金というのが支出されています。市独自で講師を雇用されて教育の充実に取り組まれたということで評価をするんですが、それぞれ詳しい内容について、どういった配置をされたのかということをお教えいただけますでしょうか。 136 ◯白本和久委員長 峯島課長。 137 ◯峯島妙教育総務課長 学校管理費の講師賃金ですけれども、まず、小学校の方です。講師賃金、8,061万7,131円のうち、1年生の30人学級の常任講師として11人、この分が4,500万ということで半分以上となっております。この他、生駒小学校でのことばの教室の常勤講師が3人、それから情報科の常勤講師7人、そして特別支援教育支援員、非常勤ですけれども13人、これが小学校の講師賃金の内訳でございます。中学校ですけれども、1,725万6,338円のうち、学力強化向上ということで、県費、正職員の支援ということで市費を常勤講師が2人、そして非常勤を15人、そして小学校と同じく特別支援教育支援員、非常勤ですけれども2人、このような内訳となっております。 138 ◯白本和久委員長 上原委員。 139 ◯上原しのぶ委員 ありがとうございます。30人学級、小学1年生で取り組まれて、そのために11人配置されているということ、これはとってもいいことだと思うんですね。今、小学2年生は35人学級ということで、低学年には少人数学級が取り入れられていて、これは行き届いた教育をされていく上で評価できるんですが、市独自で講師を雇って支出されているというところはとても評価するし、頑張ってくださっているなというふうに思うんですが、できれば、やはり小学校の30人学級を、せめて3年生、4年生ぐらいまで行き届いた教育をするというところで考えていただきたいなということ、これは要望としてお願いしておきます。  次、就学援助についてお尋ねしたいと思います。ページは156ページ、159ページ、それぞれ小学校、中学校の就学援助のことについてお尋ねしたいと思います。  実は、生活保護を受けている家庭の児童・生徒が修学旅行に行く場合、就学援助という形で費用負担をしていただいていると聞いているんですが、修学旅行の時期とその援助金が支給される時期がずれているので、実際には修学旅行に行けないようなケースがあるというふうなことを、これは申し訳ありません、他市で聞いたんですが、生駒市の場合はどういうふうな状況になっているのか教えていただけますか。 140 ◯白本和久委員長 峯島課長。 141 ◯峯島妙教育総務課長 生駒市では、修学旅行に滞納で行かせなかったという事例は今のところ聞いておりません。というのは、就学援助、平成22年度も昨年度に比べて増えておりますが、平成23年度も10月現在でも既に決算額を上回る人数となっております。年々、就学援助の対象のご家庭は増えておるんですけれども、学校の方でも修学旅行ということで、この間、ちょっと別の観点から、学校の徴収費について調査をしたんですけれども、修学旅行とかアルバム代ということで卒業積立てというようなことを小学校ではおおむね5年生から、そして、中学校では1年生から毎月の給食費であるとか学用品とかは別に徴収されておりまして、そこで焦げ付く方もおられますけれども、例えば学期の終わりに、就学援助費は例えば次の2学期でしたら1月の中旬に支払うということになるので、おっしゃったように後からの払いにはなるんですけれども、全額それまでの積立てで焦げ付いたような方もあんまりおられませんし、就学援助の方につきましては、学校の方でまた業者への支払を後に待っていただくような工夫をして、修学旅行に行けなかったというような事例は今のところ聞いておりません。  なお、これとは別に、就学援助にかからない経済的に困らないご家庭で修学旅行費を滞納されるような方も最近おられるようで、そういう方につきましては、小学校でしたら二、三万、中学校でも五、六万の修学旅行費となりますので、学校が負担するということもできませんし、学校の方で、修学旅行に行かない場合は学校に残っていただいて別のカリキュラムをしていただくこともありますよというふうなことも工夫していただいて、払っていただくというふうな事例も学校では聞いております。以上です。 142 ◯白本和久委員長 上原委員。 143 ◯上原しのぶ委員 修学旅行のことについては今お聞きしたので安心しましたけれども、この就学援助費という、これは実際に、入学のためのもう1つの就学援助のことなんですが、入学の支度のための就学援助を受けておられる方が、これもやはり時期がずれているというんですね。実際に準備に要るのは、3月、4月の初めぐらいにいろんなものを購入しないといけないんだけれども、ちょうど年度の変わり目なのでお金が入ってこないと。だけど、それで支給されるのが6月とか7月、6月ぐらいだと聞いたんですけれども、その辺のずれのところが、どうしても生活保護を受けておられるご家庭のお子さんにとっては親御さんが非常に苦労しておられるんですが、この辺はどうなんでしょうね。解決するのは難しいんでしょうか。どんな状況でしょうか。 144 ◯白本和久委員長 峯島課長。 145 ◯峯島妙教育総務課長 そのとおりなんですけれども、この制度は前年度の市民税の所得割の課税額を世帯合算で確認して受給者を決めると、そういう仕組みになっておりますので、課税額通知がある6月以降に申請されるということになってしまいまして、5月中旬の申請、7月の決定ということになっております。ですから、新入生、1年生についてのものは夏休み明けの支給になってしまうということでありますけれども、逆に申請の前にお支払をして、もし申請の結果、不認可ということになった場合の返納というようなことも、また使われた後ということでも困ると思いますので、この制度を採らせていただいておりますので、よろしくお願いします。 146 ◯白本和久委員長 上原委員。 147 ◯上原しのぶ委員 この件については、生活保護の関係もありますので、ちょっと現場の人の声も聞きながら、改善できるのであれば配慮してあげていただきたいということにとどめておきます。これ以上はちょっと難しい状況かなと思いますので。 148 ◯白本和久委員長 上原委員。 149 ◯上原しのぶ委員 あと、別の問題で、156ページです。これ、毎年言わせていただいているので要望に代えておきますが、「なかま」なんですね。これは、私の子どもが小学校に行っているときからずっとこの「なかま」を使っておられるんですけれども、この「なかま」については、今、人権ということに言葉が変わってきているので、随分中身も改善されて、そして良くなっていると聞いているんですが、懸念するのは、従来の問題のある同和対策教育の延長線上にならないように、本当の真の意味での人権を大事にした、そういう気持ちを子どもたちに育てるために使っていただきたいということで、これはお願いをしておきます。 150 ◯白本和久委員長 上原委員。 151 ◯上原しのぶ委員 その次です。162ページをお願いします。  社会教育費のところで社会教育施設のことなんですが、この年は自主学習グループに対して今まで無料だった使用料が、2分の1の負担が導入された年だと思うんですが、実際に金額としてどれぐらい増えたのか教えてください。 152 ◯白本和久委員長 西野課長。 153 ◯西野敦生涯学習課長 歳入の使用料の方なんですけれども、42ページに社会教育使用料がございまして、平成22年度は4,437万5,600円ということで、平成21年度につきましては3,032万2,450円ということで、平成22年度の増につきましては約1,400万の収入の増がございました。 154 ◯白本和久委員長 上原委員。 155 ◯上原しのぶ委員 これは要望にとどめておきますけれども、自主学習グループの方がゼロになりましたよね、今年は。使用料が要るようになったということで廃部をしなければならなくなったというような、そういう自主学習グループの人の声も聞いておりますのでね。金額に、そんなに市の財政を圧迫するような金額ではないと思いますので、その辺のところ、やはり、生涯学習グループを育てる、社会教育学習、文化活動を育てるというのは自治体の責務でもあると思いますので、この辺はしっかりと考えていただくように要望いたしまして、質問を終わります。 156 ◯白本和久委員長 他にございませんか。吉村委員。 157 ◯吉村善明委員 先ほどの上原委員さんの、関連してしまうかもしれませんけども、決算書の160ページの幼稚園管理運営費並びに157ページの中学校管理運営費、その中の項目として、不用額の部分が臨時講師数というふうな説明が事前に配布された不用額の一覧表にありますが、ということは、当初予定されていた講師数よりも平成22年度は少なかったというふうに考えていいわけですか。 158 ◯白本和久委員長 峯島課長。 159 ◯峯島妙教育総務課長 はい、そのとおりでございます。具体的には、中学校の講師賃金につきましては、予想よりも生徒数が増えた関係で県費の教職員の先生が今回たくさん配置されましたので、市としての配置は少なくて済んだということがございます。  そして、幼稚園ですけれども、育休用の講師数が思っていたよりも少なく済んだということが要因でございます。 160 ◯白本和久委員長 吉村委員。 161 ◯吉村善明委員 ありがとうございます。その理由が知りたかったのと、光熱費とかその辺の分野に関しては下げていくというのは非常に大切なことだと思うんですけども、この教育費に関しては、予算を使い切ることが大切なんじゃなくて、しっかりと使って、しっかりとした教育に使っていただくということで要望しておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 162 ◯白本和久委員長 他にございませんか。樋口委員。 163 ◯樋口清士委員 先ほどの社会教育施設の減免の話なんですけれども、これ、利用者数、時間区分の変更でかなり増えていると思うんですけれども、この辺り、どのように見られてますか。 164 ◯白本和久委員長 西野課長。 165 ◯西野敦生涯学習課長 たしか使用時間区分が3区分から5区分に変わりましたので、その分としては比較には難しいところでございますが、増えております。 166 ◯白本和久委員長 樋口委員。 167 ◯樋口清士委員 平成20年度比でしかちょっと数字が見られなかったんですが、60万人から94万人ということで相当増えているんですね。先ほど使用料の部分で1,300万ほどのプラスだったということなんですが、これだけ人数が増えていると、当然、使用料が上がっているということで、減免廃止による増加額についてはかなり少ない数字、1,300万そのものがそういう数字ではないと思うんですね。数百万単位の数字なんだろうと財政に影響を与えるような数字ではないというふうに、私はそういう部分から判断するんですけれども、この辺、先ほど上原委員からあった部分については、1,300万そのものが減免の2分の1にした影響のように聞こえてしまったんですけれども、そうではないんですよね。 168 ◯白本和久委員長 西野課長。 169 ◯西野敦生涯学習課長 先ほど申し上げましたのは歳入の決算額の実際に収入した額の方を申し上げておりまして、ただ今ご質問していただいておりますのは減免の実績額のことだと思うんですけれども、それでいきますと、減免の実績、平成22年度で申し上げますと1,345万3,800円となっております。 170 ◯白本和久委員長 樋口委員。 171 ◯樋口清士委員 ということは、これの2分の1が。 172 ◯白本和久委員長 西野課長。 173 ◯西野敦生涯学習課長 平成22年度は2分の1減額を対応しておりますので、1,345万のこの分がそのままの額となっております。 174 ◯白本和久委員長 樋口委員。 175 ◯樋口清士委員 ちなみに、保健体育施設の減免による、その2分の1にした結果として出てくる費用というのは分かりますか。(発言する者あり)体育施設です。 176 ◯白本和久委員長 中田課長。 177 ◯中田和也スポーツ振興課長 グラウンドのことですか。 178 ◯樋口清士委員 グラウンド、体育館。 179 ◯白本和久委員長 手を挙げてから答弁してください。中田課長。 180 ◯中田和也スポーツ振興課長 グラウンドにつきまして、無料のグラウンドがありましたので、その関係で、平成21年度と比較いたしまして152万9,000円余りが増加となっております。以上でございます。 181 ◯白本和久委員長 樋口委員。 182 ◯樋口清士委員 ということは、社会教育施設については、減免を全くやってしまったときには2,600万から700万のプラスになる、体育施設については300万ほどのプラスになる、そういう理解でいいということですか。 183 ◯白本和久委員長 西野課長。 184 ◯西野敦生涯学習課長 あくまで想定でございますので、今の見込みでいくとその可能性は大であるというふうに考えております。 185 ◯白本和久委員長 樋口委員。 186 ◯樋口清士委員 1,000万を超え出すとちょっと考えんとあかん数字かなというふうに思うんですけれども、とは言え、要は団体の性格によって、例えば2分の1の減免、あるいはその全額の減免、いろいろ考え方はあると思うんですね。その辺の基準、要綱みたいなものを作られて、一定、受益者負担を確保しながら、公益的な活動に対しては補助していくと、そういうスタンスというのは私は必要だというふうに思いますので、今後、課題としてそこは考えていただきたいというふうに思いますのと、財政的に今回、今年度に関しては相当の黒字を出しているという状況の中で、そういう時期にこういう減免措置を無くしていくということが適当なのかどうかということについては問題提起をさせていただきたいというふうに思います。この件については以上で終わります。 187 ◯白本和久委員長 中田課長。 188 ◯中田和也スポーツ振興課長 先ほどの答弁につきましてなんですけども、減免ではなくて、元々グラウンドにつきましては無料でございましたので、その分が有料化ということもありましたので150万余りが増加したと。それと、料金改正で増額した分もございますが。以上でございます。
    189 ◯白本和久委員長 樋口委員。 190 ◯樋口清士委員 では、ちょっと質問を変えまして、ページでいきますと121ページから122ページのところ、ごみ減量化の対策のところなんですけれども、前年度との比較ということになるんですが、1人当たりのごみの排出量、これが今年度、日当たり621グラムで前年比で0.65%減ったというふうに出ているんですが、ただ、目標としては2%減ということで頑張ろうということで目標を上げられていたのが、それが達成できていないという状況。それと、事業所の事業系のごみ排出量、これについては、これは平成20年なんですけれども、8,721トンあったものが平成22年には9,425トンと、かなり増えている状況があります。ごみの再資源化率、これについても、平成20年の値で16.87%が16.7%ということで下がってしまっているということで、減量対策というのはなかなか進んでいないというのがこういうところで、一般ごみは若干下がっていますけれども、事業系うんぬんというところでは下がっていない。  行政側の評価として、啓発不足という話を書かれている部分もあるんですけれども、啓発事業ということで今度見てみますと、シンポジウムあるいは出前講座、こういったことを上げられているんですけれども、これ以外にどういう啓発をされてきて、結果、効果が出てきていないということなんだろうかということはちょっと疑問に思うんですけども、この辺りについての行政側の評価というのはどのように考えておられるのか聞かせていただけますでしょうか。 191 ◯白本和久委員長 中谷課長。 192 ◯中谷泰也環境事業課長 家庭系につきましては、一定、啓発の部分もあって減ってきておるという現状でございます。事業系については、今おっしゃっていただいたように、なかなか減量化が進まないということで、減量化計画も提出を願っておるわけなんですけれども、それもなかなかいかないというところでございます。  資源化率も良くなる、下がっておるというような状況で、啓発につきましても広報紙でやってきたわけなんですけれども、それについても反省するところがあって、市民の方になかなか自分たちのごみを自分たちで減らすということが欠けていたというような形で反省もしておるところでございまして、新たに、今おっしゃっていただいたような出前講座とかいうところで、あるいは自治会説明も行かせていただいて啓発等に努めてまいりたいというふうには思っておるところでございます。 193 ◯白本和久委員長 樋口委員。 194 ◯樋口清士委員 シンポジウムとか前講座というのは、どうしても受け身にならざるを得ないということなんですね。それから、出前講座の実績を見ていても、6校7団体というようなことでしかないと。もう少し攻めの広報をしないと、なかなか浸透していかないんじゃないかというふうに私は思うわけです。一定そのルールづくり等々を進めている中で、一方でそれを浸透させていくための動きをもう少し主体的に、積極的にやっていく必要がある、そのための予算取りというのはもうちょっと考えてもいいのかなというふうに思うわけです。その辺りを少し考えながら、次年度に生かしていただけたらなというふうに思っています。 195 ◯白本和久委員長 樋口委員。 196 ◯樋口清士委員 ちょっとこれはまた変えまして、次に119ページのところですけども、太陽光発電システムの設置補助並びに雨水タンクの設置補助というところがございます。それぞれ実績として81件、57件ということで上げられているんですけども、太陽光発電については随分昔からやっている話ですよね。これは累計で何件に、補助した件数が累計でどれぐらいになっているのかというのをちょっと教えていただけますか。 197 ◯白本和久委員長 平井課長。 198 ◯平井克典環境政策課長 太陽光発電の累計と言うか、補助の累計ですね。平成22年度末で335件です。平成14年度からやっております。 199 ◯白本和久委員長 樋口委員。 200 ◯樋口清士委員 この補助したもの以外で生駒市内でどの程度普及しているかというのは、数字としてはつかんでおられますか。 201 ◯白本和久委員長 平井課長。 202 ◯平井克典環境政策課長 生駒市内で累積ですが、補助以外で810件というのは、平成21年度末までの数字は拾っております。 203 ◯白本和久委員長 樋口委員。 204 ◯樋口清士委員 ということは、810件のうち335件補助をしたということなんですね。平成14年以前のものもあるので、若干の数字の違いはあると思いますけども。平成22年の申請件数、申込みの件数というのはこの81件だけだったんでしょうか。 205 ◯白本和久委員長 平井課長。 206 ◯平井克典環境政策課長 はい、申請件数は81件だけです。先ほどの件数ですけども、平成21年度末までの分で補助金を出してない分は810件という言い方をしておりますので、810件のうちの335件が補助金交付したんじゃないんです。 207 ◯白本和久委員長 樋口委員。 208 ◯樋口清士委員 平成22年については、一応、審査が上がったものは全て採択をされたということなんですが、要は、同じように手を挙げていながら採択されなかった方がいらっしゃるのであればこれは実は問題かなというふうに感じていまして、同じように税金を払って、同じようなことをしながら、一方で出て一方で出ないというのは非常に不公平なもので、例えば公営住宅のように分割できないようなものであればそれは仕方がない、早い者勝ちあるいは抽選ということであきらめもつくんだろうと思うんですけども、お金というのはある程度分割はできるわけですね。例えば年度当初からずっとその申請を待って、ためておいて、最後に件数で割って補助を出すというようなことで、補助額は年度によって多少ばらつきがあっても、そういう出し方というのも実はあるんじゃないか、それによって公平感というのを保てるんじゃないか、こういう考え方もあるんじゃないかと思うんですね。その点、もし申請される件数よりも採択する件数が少ないという状況があるのであれば、ちょっとご検討いただきたいということを申し上げたいんですけども。 209 ◯白本和久委員長 平井課長。 210 ◯平井克典環境政策課長 すみません、まず1点訂正させてください。先ほど810件と言っておりましたけど、生駒市内の設置の平成21年度末の累積になりますので、そのうちの補助金、ですから、810件と別にというんじゃなしに、その件数の中で補助金の交付申請が含まれていた、総件数になります。ただ、平成21年度末で言いますと、810件が生駒市内であって、うち254件が補助金を交付していたと。平成22年度で新たに81件を市の方が補助金を出しているんですが、関電の方からの報告がまだ来ておりませんので、累積、生駒市内分は分からないと。  もう1点ですけども、平成21年度、ちょうど私、環境政策課へ異動したときに、40件の予算額で1件当たり10万円出しておりました。ただ、国の方からの補助金が復活しましたので、できるだけ広く、申請数も増えるだろうという解釈で、予算措置としては1件当たり5万円に減額しましたけども、数を80件に予算措置を増やしました、倍に。たまたまですけども、申請は81件出ましたので、その最後の1件が同時と言うか、同じ日でしたので、抽選するので1人お断りするんじゃなしに、何とか予算をかき集めて、それでということで81件出させていただきました。ですから、今のところ、元々申請が出てきてお断りしているというのは、平成22年度では今のところはないです。平成21年度は、最後、抽選になりました。 211 ◯白本和久委員長 樋口委員。 212 ◯樋口清士委員 要は、抽選よりも割った方が公平じゃないかという、それだけのことです。ちょっと考えておいてくださいということです。  それと、もう1点。155ページのところなんですけれども、情報教育の推進事業ということで、これは中学校のところにもあるんですけれども、先端大学院大学との連携ということでそれぞれ小中1校ずつ連携事業をされているということなんですけれども、その成果と言うか、どういう効果があったかというところ、どのように評価されているかちょっとお聞かせいただけますでしょうか。 213 ◯白本和久委員長 伊東課長。 214 ◯伊東英治教育指導課長 数値で見えるような評価というのはしていないんですが、子どもたちから通常アンケート等を採りまして、大学の先生にも報告しております。子どもたちから、「非常に楽しかった」「今まで見たこともないものを見て興味を持った」「是非大学に行ってそういう勉強したい」というような感想が毎回されております。 215 ◯白本和久委員長 樋口委員。 216 ◯樋口清士委員 この事業というのは、今は小中それぞれ1校ずつですけれども、全校に拡大していくというような考え方はあるんでしょうか。 217 ◯白本和久委員長 伊東課長。 218 ◯伊東英治教育指導課長 これは大学との相談なんですけれども、先端大の場合、研究施設ですので、大きな場所というのはなかなか、むしろ講義室でしたらあるんですけれども、子どもたちが実習できるような場というのが小さな場所しかございませんで、どうしても規模の小さい学校に限定されてしまいました。また、大学の方の負担もありまして、一度に何校も行くというのはなかなか難しくて、現状、このような状態で続けております。 219 ◯白本和久委員長 樋口委員。 220 ◯樋口清士委員 これも余り公平、公平と言ったらあれですけれども、やっぱり教育の機会というのは公平であるべきだというふうに私は思っておりますし、そのためにも、特に学研都市のある生駒市で、先端大のある生駒市に育っているからできる教育というのがこういうものだと思うんですね。だからこそ、一人一人のお子さんにそういう教育をまず提供できるように考えていかれるのがいいんじゃないかというふうにも思いますし、そうやっていただきたい。ただ、受入れ側の問題、あるいは、できること、できないことというのがあるので、当然そのやり方は考えなければならないんでしょうけれども、できるだけ全児童・生徒にそういう機会を提供していただきたいということで、今後また考えていただきたいと思います。以上です。 221 ◯白本和久委員長 他にございませんか。山田正弘委員。 222 ◯山田正弘委員 123ページの節13の委託料。ごみ焼却施設保守点検等委託料なんですけど、2億7,000万ほど出ています。これ、部品代も入っているんですか。 223 ◯白本和久委員長 中谷課長。 224 ◯中谷泰也環境事業課長 部品、保守の方も入っております。 225 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 226 ◯山田正弘委員 部品代だけでは大体金額幾らぐらいですか。 227 ◯白本和久委員長 中谷課長。 228 ◯中谷泰也環境事業課長 ちょっとそこまでのことは、申し訳ないです、資料がございませんので。 229 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 230 ◯山田正弘委員 私はなぜ聞くかと言いますのは、前にちょっと調べさせてもろうたら、部品代の費用がものすごくかかってますねん。そしたら、委託されているのは神戸製鋼ですね、会社。あれ、施工したのも神戸製鋼でしたよね。そしたら、当然、業者が保守点検は取ると思いますけど、異常に部品代が多かったので、何かちょっとおかしいなというような気がしたのでお聞きしているわけなんですけど。 231 ◯白本和久委員長 中谷課長。 232 ◯中谷泰也環境事業課長 神戸製鋼がプラントメーカーということで、神鋼環境ソリューションというところがメンテナンス、運転をしていたと、過去においては。その中で、保守あるいは部品交換について、我々市職員ではなかなか分からないところもあるということで、大阪市の外郭団体の大阪市環境事業協会、ここから創業以来、技術支援ということでいろいろと支援いただいて、その保守業務の中でも見積りから四、五回、実際に工事をするまでの間、部品も含めて保守の内容、チェックもしていただき関わっていただいていたというところでございます。以上です。 233 ◯白本和久委員長 はい、市長。 234 ◯山下真市長 ただ、そうした専門家に委託していても、今、山田委員がおっしゃるような問題点がございましたので、それで今年度から10年間の長期包括委託契約ということにいたしまして、ここに載っている管理業務と保守点検業務と、さらに修繕、これを全部一本化して、10年間の長期で受託事業者を募って、3社ほどその申込みがございまして、そこで競争させた結果、トータルで1年間当たり9,000万ぐらい、単年度で契約していたときと比べて削減できました。  先ほども言いましたように、これ、10年間で金額が決まっておりますので、荒っぽい運転をして部品を長持ちさせなければ、その分は業者が自分で部品代を持たないといけないということになりますので、今までは壊しても全部その分、修繕料は市が、言われるとおりではないんですけども、一応チェックはしているんですけれども、十分なチェックができてなかったので、そういうふうに修繕料が高く付いていたんですけれども、今度は荒っぽい運転とかいうことをしたら全部自分にはね返ってきますので、大分その点は今後改善されるんじゃないかというふうに思っております。 235 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 236 ◯山田正弘委員 先ほど課長が説明されたように、大阪のそのところに点検ということで、それも私も調べて分かっていました。ただ、悪く考えれば、その部品をまだ使えるのにというような思いもしましたのでお聞きしたわけです。それと、プロポーザルでそういうことになっていますので、その場合の部品がまたそれによって値段が上がるんじゃないかという懸念があったので、質問させてもうたわけなんです。結構です。ありがとうございます。 237 ◯白本和久委員長 他にございませんか。惠比須委員。 238 ◯惠比須幹夫委員 まず、教育関係でなんですが、154ページ、心の教育活動事業費の中の節8、報償費のところなんですが、スクールカウンセラー等の謝礼ということで不用額が、全体の額としては小さいんですが、130万余りですが、当初予算からすると17%ぐらい不用額となっているということで、スクールカウンセラー自体は非常に今ニーズが高いので、ほぼスケジュールもいっぱいではないかなと思うんですが、その中でこういう不用額が出てきた理由というのをちょっと教えていただきたいんですが。 239 ◯白本和久委員長 伊東課長。 240 ◯伊東英治教育指導課長 スクールカウンセラーでございますけれども、こちらの方、中学校には週1回、小学校には月1回ということで配置しておるんですが、実際にはそういう相談とかあるいはカウンセリングの必要なケースが定期的に出てくるわけではありませんので、場合によっては一定期間学校に張り付かせなければならないような場合も想定できますので、ある程度余裕を持って運用した結果でございます。 241 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 242 ◯惠比須幹夫委員 その年間の時期によって比較的余裕のある期間もあるということですか、そのスクールカウンセラーの手当という部分で。 243 ◯白本和久委員長 伊東課長。 244 ◯伊東英治教育指導課長 もちろん、余裕があるということではないんですけれども、学校のニーズに合わせてということで、先ほど申し上げましたように、小学校月1回、中学校週1回ということで配置しておりまして、さらに学校から要望がありましたら追加で配置をしております。その結果、平成22年度についてはこれだけ残が出てしまったということでございます。 245 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 246 ◯惠比須幹夫委員 分かりました。  では、次の質問ですが、学校管理費、155ページの中で節13の委託料のところなんですが、この中で用務員業務委託料がありますが、用務員、これは幼稚園の方もそうなんですが、今、特定の業者に委託されているということなんでしょうか。 247 ◯白本和久委員長 峯島課長。 248 ◯峯島妙教育総務課長 入札で決めております。 249 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 250 ◯惠比須幹夫委員 例えば小学校にしますと、月にしますと約16万で、幼稚園の方で14万弱ということで、そこから更に恐らく派遣会社の方が手数料を取っていると思うんですが、非常にこれ、今の経済状況からすると、暮らしていくのも大変な額ではないかなとも思うんですが、その辺のところについてはどのように把握されていますでしょうか。 251 ◯白本和久委員長 峯島課長。 252 ◯峯島妙教育総務課長 この用務員の入札なんですけれども、最低制限価格を設定しておりますけれども、それでもそれよりも低いような落札者もおられるぐらいに非常に落札結果も厳しいものになっておりまして、ただ、生駒市といたしましても、県の最低賃金が691円というものも分かっておりますし、本人様への支払はどうなっているかとか、あと、幼稚園は幾らかシルバー人材センターにもお願いしておりますので、そちらの方は金額が分かっておるんですけれども、入札につきましては、その後のフォローについても経過を見ているところでございます。また、学校との相談もありまして、住み込みから通いに変えたような、用務員については変遷がありますけれども、余り本人様への支払が滞るようなことがないように、悪いことのないようにというのは申してはいるんですけれども、業者さんに対して今でしたら16万1,000円、そのうち本人に当たるというのはかなり業者さんの方に取っていかれているというのが現状だと思います。 253 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 254 ◯惠比須幹夫委員 子どもと直接接する、日常的に接するということもありますし、その辺の人選については、人の確認とかということについては何か関わっておられる、確認されているんでしょうか。 255 ◯白本和久委員長 峯島課長。 256 ◯峯島妙教育総務課長 できるだけ学校の希望も尊重していただくように業者の方には言っておりまして、本人さんのその賃金でやっていけない場合はもちろん交代もありますけれども、業者が変わっても、同じ用務員さんが新たな違う、その次の入札を取られた業者さんでそのままいつかれるというようなこともありますし、あるいは、学校の方でちょっとこの方はというような場合は、市教委の方から業者の方に申しまして、変更のことも相談したりしております。できるだけ、子どもに対して朝の登下校の際にも用務員の方にいろいろ対応していただいていることもありますし、低い賃金ですけれども、いい方に来ていただくように業者との対応はしております。 257 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 258 ◯惠比須幹夫委員 これは要望ですが、やはり、ある程度一定の対価が保障された部分でいい人材も来られるということもあるかと思いますので、その辺は入札の在り方とか委託の在り方等も含めて、今後、検討していただければというふうに思います。 259 ◯白本和久委員長 峯島課長。 260 ◯峯島妙教育総務課長 補足ですけれども、入札経過が悪いということもありましたので、この度、小中学校は平成25年の8月まで1年1年の契約ではなくて、長期継続をしております。幼稚園も1年遅れましたけれども、夏休みに交代ということを考えておりますので、今回、平成25年8月末までの長期継続をしております。 261 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 262 ◯惠比須幹夫委員 分かりました。  次、ちょっと質問を変えまして、120ページのごみ処理費の中で、節13の委託料のところで高齢者世帯等戸別収集業務と上がっておるんですが、備考のところでですね。これ、ニーズから比べたら執行されている額が逆に低いような気がするんですが、その辺は、内容はどういう具合に委託されているんでしょうか。 263 ◯白本和久委員長 中谷課長。 264 ◯中谷泰也環境事業課長 いわゆるまごころ収集でございます。これにつきましてはプロポーザルでやらせていただいて、その中で、高齢者の方でございますので、自宅まで戸別収集に行かせていただいて、中で元気にされているかどうか、ごみが出ている状況も見ながらやるというような業務でございますけれども、福祉施策的なところで業者の方がガソリン代だけということで提案されたというところで、15万弱でさせていただいたというところでございます。 265 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 266 ◯惠比須幹夫委員 これは、ごみの可燃物等を収集されている業者さんと同じ業者さんが付随的にやられているということですか。 267 ◯白本和久委員長 中谷課長。 268 ◯中谷泰也環境事業課長 不燃物の業者でございます。不燃物の、あるいはペットボトルの委託業者でございます。可燃の委託業者でなしにですね。 269 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 270 ◯惠比須幹夫委員 この受付と言いますか、具体的にそのまごころ収集をされる対象はどういうふうに設定されるのかということ。 271 ◯白本和久委員長 中谷課長。 272 ◯中谷泰也環境事業課長 おおむね65歳以上の方で、要介護2程度以上で、介護保険のホームヘルプサービスを受けておられる方というのが対象条件となっております。また、身体障がい者の方というようなところがございます。というのが基本的な状況でございますけれども、ケースに応じて、それ以外の方も弾力的には運用させていただくということでございます。 273 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 274 ◯惠比須幹夫委員 あらかじめ、今おっしゃったような条件で把握をされた上で、これは申出制になるんでしょうか。 275 ◯白本和久委員長 中谷課長。 276 ◯中谷泰也環境事業課長 ケアマネジャーさんとか一応いろいろと個々に回っておられますので、そういうような方からの情報とか、民生・児童委員さんからの情報とかいうことで申請をいただいて、させていただいているというところでございます。 277 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 278 ◯惠比須幹夫委員 その対象世帯がここに書かれている103世帯ということでよろしいんでしょうか。 279 ◯白本和久委員長 中谷課長。 280 ◯中谷泰也環境事業課長 はい、そういうことでございます。 281 ◯白本和久委員長 惠比須委員。
    282 ◯惠比須幹夫委員 それからしまして、平成22年度の執行状況と言いますか、執行の中身ですけれども、件数というのはどういう状況であったんでしょうか。 283 ◯白本和久委員長 中谷課長。 284 ◯中谷泰也環境事業課長 今、件数が103件で、重量的には約33トンでございます。 285 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 286 ◯惠比須幹夫委員 これは要望ですが、潜在的ニーズと言いますか、単身の高齢者も増えておられますし、その辺のニーズのくみ取りを更に一歩進めていただければというふうに思います。これは要望として申し上げておきます。 287 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 288 ◯惠比須幹夫委員 それと、125ページの先ほど来もお話が出ておりましたし尿処理施設の委託料関係なんですが、監査委員さんの決算審査意見書の方でも、プラント保守点検業務等について保守項目の精査を行ったこと、入札執行による落差が生じたことが、今回不用額が出た要因となったということですが、その中身について教えていただきたいんですが。 289 ◯白本和久委員長 中谷課長。 290 ◯中谷泰也環境事業課長 委託料につきましては、保守点検あるいはプラントシーケンサーの更新業務を精査させていただいて、翌年、後に送らせていただいたとかいうような部分で、あるいは環境測定の入札残というようなところで不用額が出ているというところでございます。 291 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 292 ◯惠比須幹夫委員 この監査委員さんの決算審査意見書の中で入札執行による落差というのは、これは具体的にはどの部分になるんでしょうか。 293 ◯白本和久委員長 中谷課長。 294 ◯中谷泰也環境事業課長 薬剤関係でございます。 295 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 296 ◯惠比須幹夫委員 委託料自体が絞られてくるということは、好ましい傾向でもあるかと思うんです。これは確認なんですが、平成22年度でこういう額になったということは、この事業の中でも出ています長期包括の運営委託の検討も入られて今年度優先決定されたと思うんですが、その流れの中でこういう平成22年度も出たという認識でよろしいんでしょうか。 297 ◯白本和久委員長 中谷課長。 298 ◯中谷泰也環境事業課長 エコパークと清掃センターについては長期包括ということで進めておって、エコパークについては今年度ということでございます。 299 ◯白本和久委員長 他にございませんか。中浦副委員長。 300 ◯中浦新悟副委員長 1点だけ確認させていただきたいんですけども、119ページの浄化槽についてお答えをお伺いしたいんですが、補助件数66基ですね。前年は71基、数が多いか少ないかちょっと別にして、生駒市の中で公共下水道の普及を今進めていますけども、調整区域等々、将来的にもたどり着かないところ、また、今、範囲ではあるけれども将来的にも見込みが薄いなというところにはどんどん設置を促していってるというふうには思っているんですけども、では、これ、いつ、あとどれくらい対象件数が残っているのかということは、今、数字で表せますでしょうか。 301 ◯白本和久委員長 山本課長。 302 ◯山本喜久治下水道管理課長 現在、合併浄化槽以外の浄化槽、単独浄化槽、約9,000前後かと。くみ取り世帯が一千数百ございますので、やっぱり1万世帯ほどは、公共下水道でもない、合併浄化槽でもない世帯と思っております。 303 ◯白本和久委員長 中浦副委員長。 304 ◯中浦新悟副委員長 まだまだ先は長いんですけども、この補助制度自体をいつまで続けていこうと、それでも後残り全部、生駒市が公共下水道、合併浄化槽で回り切るまでこの補助制度をもって進めていこうと考えておられるのか。 305 ◯白本和久委員長 山本課長。 306 ◯山本喜久治下水道管理課長 この補助制度自体は、国の循環型社会形成推進交付金等を頂きまして、国の補助制度を用いてやっている事業でございます。そういった中で、その国の補助事業がある中で実施していきたいと思っております。 307 ◯白本和久委員長 中浦副委員長。 308 ◯中浦新悟副委員長 その国の補助制度はいつぐらいまでとか、そんな目安というのはまだ見えてもないし、比較的まだまだ続く可能性があるなというふうに市は見てらっしゃるんですか。その辺、今の状況、分かる範囲で教えてください。 309 ◯白本和久委員長 山本課長。 310 ◯山本喜久治下水道管理課長 特に無くなるとかいうような情報等を得ておりませんので、今後とも続くものと考えております。 311 ◯白本和久委員長 中浦副委員長。 312 ◯中浦新悟副委員長 あと、9,000、まだまだ先、1万宅ほど、先は長いわけですけど、今の年間66、70というペースでやっていても何年になることやらという話ですよね。今この基数が限界、又は今年度やったら66基しか募集と言いますか、申請がなかったということですか。 313 ◯白本和久委員長 山本課長。 314 ◯山本喜久治下水道管理課長 単独浄化槽とかくみ取り世帯、今、1万前後かなというように申し上げましたけど、これらにつきましてはやはり、公共下水道の整備区域も順次拡大していっておりますので、下水道への切替えも併せて減っていくかと思っております。また、今後の近々の浄化槽の設置ですが、平成22年度につきましては80基予定しておったんですが、66基の補助要望があったということでございます。 315 ◯白本和久委員長 中浦副委員長。 316 ◯中浦新悟副委員長 80基にしても先は長いんですけども、少なくとも公共下水道が入らないところというのは、目に見えて分かるところというのはありますよね。そういった方、お住まいになっていらっしゃる方というのは、存じていらっしゃる方ばかりだとは思うんです。そういったところにやはり啓発でもして、合併浄化槽で市として進めていくのであれば、そこに合併浄化槽をどんどん普及できるように啓発、そしてできることなら、僕は、この基数を増やしてもっと速やかに進めていっていただきたいなというふうには思っています。それは意見として言わせていただきます。何かあるんでしたらどうぞ。 317 ◯白本和久委員長 古川局長。 318 ◯古川文男水道局長 平成50年ないし52年ぐらいには、この全体計画では市域のうちほぼ95%ぐらいが公共下水道で処理をやっていきたいなと。最終的に5%ぐらいが合併処理浄化槽で処理できたら、全てが汚水処理としては完全に処理が完了するのと違うかなと、こういうような将来の展望を持ってございます。将来的には5%のところという分については、全体計画区域外という位置付けをやっておりますので、その全体計画外につきましては、現在、特に力を入れまして、外を対象に出前講座、つまり、今までは受け身の啓発を、今度は逆にこちらの方から話を持っていって、それで合併処理浄化槽を推進していってもらいたいと。今、委員さんのご質問にもあったように、これ、80基ぐらいで続けていけば気が遠くなると。こういうような、これをキープしていくという考え方は持っていないんです。つまり、最終の目標に到達するまでに、例えば単独から合併、あるいは、今度は合併処理浄化槽から公共下水道に切り替わってくるんですね。だから、その公共下水道を95%に持っていくためには、今、それ、合併処理浄化槽をどんどん補助したとしても、最終的には全て合併処理浄化槽で最終的に処理されないんですね。つまり、公共下水道の方に持っていってもらうというような流れになってまいりますので、先ほど言いましたような、そういうような将来展望に近付けるために、今現在、誘導策として、全体計画区域外をベースに事業を進めているというような流れでございますので、その点、よろしくお願いしたいと思います。 319 ◯白本和久委員長 他にございませんか。議長。 320 ◯井上充生議長 ちょっと1点だけ、時間もないんですけども、177ページで体育施設管理費なんですけども、2億1,200万余り、これは体育協会ですよね、指定管理者が。もう一定期間過ぎると思うんですけども、実際問題としてどれぐらいの経費の節減になったのか。それと、以後、どういった方法で検証されて、その評価はどういったものになっているのか、その点について。 321 ◯白本和久委員長 中田課長。 322 ◯中田和也スポーツ振興課長 まず、経費の節減でございますが、決算ベースでいきますと4,480万余りの増額となっておるわけでございますが、これにつきましては、平成21年度分につきまして、財団法人ふれあい振興財団の市職員人件費、これが8,000万余りでございますので、その分が含まれておりません。ですから、差引きいたしますと3,500万余りの減額ということでございます。ですから、3,500万余りの経費の節減になったと見ております。  それから、検証でございますが、市民サービスの向上と費用の減額ということを見込んでおりまして、市民サービスの向上につきましては、元々体育協会さんが使っておられる体育施設でもございますので、市民目線に立った運営等をしていただいておるところから、現在、評価といたしまして、不平不満と言うんですか、苦情等、そういうものがほとんどないということでうまくいっているものとこちらの方は認識しておるところでございます。以上でございます。 323 ◯白本和久委員長 議長。 324 ◯井上充生議長 ここにも、「体育施設の管理・運営の効率化と充実を図るため、指定管理者に管理運営委託をした」と。要するに、こういう目的があったら、その目的が達成しているかどうか普通は検証するのが当然だと思うんですけども、どうなんですか。 325 ◯白本和久委員長 中田課長。 326 ◯中田和也スポーツ振興課長 管理運営の効率化というところから言いますと、先ほど申しました減額、経費の節減というものがそれに当たるんじゃないかと考えております。それから、充実というところで、市民サービスの向上というものに入るんじゃないかとこちらの方は考えております。 327 ◯白本和久委員長 長田部長。 328 ◯長田二郎生涯学習部長 公表ということでございますけども、それはなかなか評価というのは難しいところでございますけれども、やはり体育協会でやっていただくことになりまして、自主事業というものも、体育協会で行う事業、市でやっていたもの以外にやっていただいているものも徐々に出てきておりますので、そうしたものについてはプラスになったかなということも考えております。また、先ほど課長からも申し上げましたように、市の職員でやっておりましたときには、利用者の方からいろいろな苦情と言いますか、ございました。そういうようなものがかなり少なくなっているということで、先ほど課長も申し上げましたように、利用者目線で管理をいただいているということも大きな点かなと思っておりますので、そうしたことで、お金は減り、サービスも上がっているというような評価をさせていただいているところでございます。以上でございます。 329 ◯白本和久委員長 議長。 330 ◯井上充生議長 体育協会そのものがこうした事業を請け負うというのは初めてのケースであって、体育協会のその運営の方もスムーズにいっているというふうに認識していいわけですね。 331 ◯白本和久委員長 長田部長。 332 ◯長田二郎生涯学習部長 体育協会の総会等にも顔を出させていただいておりますけれども、非常にうまくいっているという状況を確認させていただいております。 333 ◯白本和久委員長 他に質疑等ありませんか。              (「なし」との声あり) 334 ◯白本和久委員長 ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  暫時休憩します。              午後0時9分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 再開 335 ◯白本和久委員長 休憩を解いて、審査を行います。  長田部長。 336 ◯長田二郎生涯学習部長 先ほどの質問の中で、体育協会の方へ指定管理させていただいたときに、節約できる金額ということでご質問がございました。その中で課長の方から3,500万ということでお答えをさせていただきましたが、その中には体育祭等の事業費に係るものが抜けておりましたので、それプラス1,200万の4,700万程度になるということでございますので、ご訂正の方をどうかよろしくお願いいたします。おわびいたします。 337 ◯白本和久委員長 議長。 338 ◯井上充生議長 そしたら、圧縮できた額が1,700万程度と、全てで。 339 ◯白本和久委員長 長田部長。 340 ◯長田二郎生涯学習部長 施設の管理の方が3,500万、事業費で1,200万プラスして4,700万程度の節約になっているということでございます。どうかよろしくお願いいたします。 341 ◯白本和久委員長 委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。塩見議員。 342 ◯塩見牧子議員 決算書116ページのまちをきれいにする条例について、1点だけ。  平成22年にこの条例が策定されたわけですけれども、ご承知のとおり、人権を侵害するというような懸念から、これは修正されて可決したものです。この条例を実際に施行されて、その成果がどのように表れているか確認したいんですけれども、駅周辺などでシルバー人材センターの方ですとかボランティアの方がごみ拾いをされておりまして、そういった方々に条例施行後、どのようになりましたかとその成果を伺いましたところ、「大して変わりませんわ」というような答えが返ってまいります。この条例の策定に当たりまして、例えば阪奈道路を降りてきたインターの辺りですとか、実際にたばこの本数などを調査なさっていたかと思いますが、その後、同じ地点でのごみの捨てられ状況、そういった調査を行っておりますでしょうか。 343 ◯白本和久委員長 平井課長。 344 ◯平井克典環境政策課長 まず、条例、1月1日に施行いたしまして、自治会からご推薦いただいた環境美化推進員の方々に活動を期待しようということで思っておりました。現実には年度が替わってから、新自治会長なり役員さんが替わられた時点でお願いするということで決定いたしましたので、5月、自治連合会の常任理事会あるいは全体集会等々でまちをきれいにする条例の説明なり市の思いを述べさせていただいております。その中で推薦いただいた自治会推薦の環境美化推進員さんですが199名、それから自転車放置防止指導員さんが33名、合計で232名の方が、今現在、環境美化推進員として委嘱させていただいております。  ただ、活動ですが、今で約3カ月です。ただ、今ちょっと環境美化推進員ニュースというのを手がけておるところと、今月に5ブロックに分けまして、環境美化推進員さんの実際の生の声を聞かせていただいて、やっぱり、活動のフォローあるいは協働でできるものが何なのかを把握していこうと思っております。ですから、今おっしゃられていましたように、例えば横断幕を付けた、広報を載せた、ホームページに載せた、地元でいろいろ出向いて説明させていただいたからということですぐに効果はまだ出ていないと思っています。  それと、もう1点は、道路関係で通行に支障を来すような看板の設置というのが、やっぱりいろいろ道路部局の問題、あるいは道路交通法の関係がございますので、その辺を安全な形のもので啓発できるものを付けていきたいという思いは持っておりますので、それは今後5ブロックで推進員の皆さんから意見を聞かせていただいた上で、関係機関にまたアクションを起こそうと思っています。それから後にまた実態調査をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 345 ◯白本和久委員長 塩見議員。 346 ◯塩見牧子議員 他市の条例などを見ておりましたら、罰則規定を設けているようなところはやはりそういう人権侵害の疑念のないように区域をしっかり定めていて、これはちょっとどうかなと思う部分もあるんですけれども、そこの区域にしっかりと、ここは喫煙禁止区域ですとか、そういったことをしっかりと表示した上で行っておりますので、そういった人権侵害の部分に配慮しつつも、ちゃんとこの条例の実効性が出るような形で、今後の調査をした上で、不十分ということであれば、もう一度お考えいただければと思います。よろしくお願いいたします。 347 ◯白本和久委員長 平井課長。 348 ◯平井克典環境政策課長 いわゆる罰則の関係ですけども、今おっしゃっていましたたばこの喫煙の関係の規制が元々目的ではございませんので、その点だけご理解いただきたいと思います。あくまでポイ捨ての中でのたばことなりますので、よろしくお願いします。 349 ◯白本和久委員長 塩見議員。 350 ◯塩見牧子議員 もちろん、喫煙だけではなくてあらゆるものに関してなんですけれども、きっちりと区域を定めておかなければ、結局、吸った吸わないとか、捨てた捨ててないというようなそういった押し問答にもなって、推進員さんの方がご苦労されるような懸念の材料にもなるかと思いますので、他市の事例ももちろんよくご存じだと思いますけれども、人権侵害に配慮しつつ、なおかつこの条例が実効性を持ったものになるように、今後の調査次第でお願いしますということです。 351 ◯白本和久委員長 他に。浜田議員。 352 ◯浜田佳資議員 それでは、決算書の121ページ一番上に、燃える大型ごみの電話申込みによる個別収集を平成22年10月より実施したというふうに書いております。先ほどの角田委員の質問に対して、慣れていないので減っているという答弁があったと思いますが、具体的にどれくらい減っているというのでしょうか。 353 ◯白本和久委員長 中谷課長。 354 ◯中谷泰也環境事業課長 量で申し上げましたら、平成22年10月から始めたわけなんですけれども、平成22年9月分として約66トン、それが電話受付を開始して、10月から開始したんですが、10月に約30トンということで、量で申し上げましたら2分の1に落ちているということでございます。そういうことでございます。以上です。 355 ◯白本和久委員長 浜田議員。 356 ◯浜田佳資議員 大幅に減った、半減もしたということの原因の分析と対策はなされたでしょうか。 357 ◯白本和久委員長 中谷課長。 358 ◯中谷泰也環境事業課長 それまでステーションでしたので、推測なんですけれども、他市町村から不法投棄として置かれておったことも考えられるということ、それから、先ほどからも申しておりますように、電話をかけるのがおっくう、あるいは不慣れというような点、それと、おっくうやから自らリレーセンターの方に持込みをするというようなことが要因かなというふうには考えておるところです。 359 ◯白本和久委員長 浜田議員。 360 ◯浜田佳資議員 答弁の中で推測によるとということを言われましたが、実際に減っている、市民の多くの方から不便になったということをよく聞くんですよ。他の議員の方からも聞きます。原因を知るためには、推測じゃなくて、実際困ってはる市民の方に聞くのが一番だと思うんですが、そこら辺の調査なりというのは何か行ったんでしょうか。 361 ◯白本和久委員長 中谷課長。 362 ◯中谷泰也環境事業課長 特に調査はしておりませんけれども、リレーセンターの方で持込みごみの方が増えているというところで、不便だろうなという部分は思っているんですけれども、不便やという反面、ステーションまで重い物を持っていかなくてもいい、また、4月からは不燃の物も一緒に電話リクエストできるということでいいというような格好で、かなり好評というような部分も聞いております。不便やということで議員さんもお聞きかも分かりませんけれども、我々は好評というような形でも聞いておるところです。詳しい調査はしておりません。以上です。 363 ◯白本和久委員長 浜田議員。 364 ◯浜田佳資議員 具体的に詳しい調査をどこまでやるかというのはあるんですが、あくまでも市民サービスの向上ということが図られなければなりませんので、プラスになったものはそのままどんどん生かしていくと。でも、マイナスになった分は、それは何とか手当をするというのが基本的な発想だと思うんですよね。やはり、その点はしっかり踏まえてやっていってほしいというふうに思います。困っている人に聞くのが一番だと思いますので、そこら辺は市民の方々にいろんなチャンネルでよく聞いて対策を打つということをきちっと行っていってほしいというふうに要望しておきます。 365 ◯白本和久委員長 奥谷部長。 366 ◯奥谷長嗣生活環境部長 各大型ごみのステーションにつきましては抜き取りが多かったというようなことを踏まえて、それと、高齢者の方々がステーションまで持っていくのが苦労だというような形で平成22年10月から導入させていただきました。これにつきましては、不便だという声もお聞きしております。そういったことも含めまして、平成23年10月から不燃ごみも含めて導入させていただき、今後、市民の声を聞きながら、より利用しやすいような制度に変えていきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。 367 ◯白本和久委員長 他にございませんか。竹内議員。 368 ◯竹内ひろみ議員 118ページの水環境推進事業費についてお伺いします。  一番初めの1番に竜田川、富雄川の植栽場所の河川環境整備、それから、市内5カ所の河川浄化施設の管理、こういうことを挙げておりますが、これ、具体的にどのようなことをされているのか教えてください。 369 ◯白本和久委員長 平井課長。
    370 ◯平井克典環境政策課長 5カ所の河川浄化施設ですが、河川の中に簡易的な浄化機能を持った場所が4カ所、それから、1カ所が東生駒に総合浄化施設といいまして、浄化槽の大型化したものを河川区域内に設けておりまして、水を引っ張り込んで浄化した水を流すと、そういうような機能の関係を持ったものです。市内でその総合の部分を含めまして5カ所あります。  それとあと、植栽の関係ですね。竜田川には桜を植えておりますが、あの桜は市の方で植えて管理もしております。それから、東生駒駅から図書館に向かうところの部分でアジサイを植えて管理に係る協定を地元の方と結んでいます。まちをきれいにする条例に基づいた環境美化推進協定を締結して、地元で管理していただいております。それから、富雄川では従前コスモスをずっと植えておりましたが、今年につきましては菜の花を試験的に植えております。以上です。 371 ◯白本和久委員長 竹内議員。 372 ◯竹内ひろみ議員 ありがとうございます。  まず、桜についてですけれども、特に壱分町の辺りにたくさん植えてあるところで、近所の住民の方から毛虫がすごく多く発生していると。それは去年のことを聞いたんですけど、今年はまだ確認していないんですけれども、そういった対策も十分採っておられるのでしょうか。 373 ◯白本和久委員長 平井課長。 374 ◯平井克典環境政策課長 まず、基本的に発生の予防のために薬を散布するということはやっておりません。薬を散布することによって竜田川の水質を悪化させる可能性がありますので、基本は自然の状態で見ております。ただし、毛虫が通常の範囲を超えまして異常に発生するということが度々ありますので、去年も、発生した毛虫が桜の木から降りて家の方に向かうようなことがありましたので、その苦情がありましたときには、現地を確認した上で最低限必要な消毒措置はさせていただいております。今年につきましてもやっぱり異常発生しましたので、最低限の中で対応はさせていただいております。 375 ◯白本和久委員長 竹内議員。 376 ◯竹内ひろみ議員 それともう1つ、植栽についてですけれども、今、私の住んでいるところの河川の改修が進んでいまして、堤防がかなり整備されてきております。そこにやはり何か植栽を植えてほしいという住民の方からの要望をよく聞くんですけれども、順次、市内のそういうところに植栽していくというような今後の計画はありますでしょうか。 377 ◯白本和久委員長 竹内議員に申し上げます。手を挙げてから発言してください。  平井課長。 378 ◯平井克典環境政策課長 住まれているところはどちらですか。 379 ◯竹内ひろみ議員 南の方の萩の台なんですけれども。南生駒から南の河川の堤防なんですけれど。 380 ◯白本和久委員長 竹内議員、手を挙げて指名してから。それと、決算審査特別委員会のことですので、今日のことは。平井課長も、平成22年度のことですので、できるだけその旨に沿ってお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  平井課長。 381 ◯平井克典環境政策課長 計画とおっしゃっておりましたので、今、委員長が言われますように、平成22年度までですと特に新たな計画というのはございませんでした。ただ、ちょっと今、萩の台の方、南生駒駅のということをおっしゃっていましたので、最低限言えることは、河川そのものは一級河川で、奈良県郡山土木事務所が管理しております。その中で今要望しておりますところは、駒井食品さんの跡地、あそこは河川改修と共に広がっておりますので、そこの部分で公園的な整備をやっていただくことで調整はしております。どこまで植えられるかというのは、地元の方の管理していただける部分もありますので、地元の方々、萩の台も含めまして、生駒南第二小学校区の会長等々と話はさせていただいておる、そういうような状況です。 382 ◯白本和久委員長 竹内議員。 383 ◯竹内ひろみ議員 どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。 384 ◯白本和久委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 385 ◯白本和久委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第61号に係る環境文教委員会所管分の質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 386 ◯白本和久委員長 次に、議案第69号、平成22年度生駒市自動車駐車場事業特別会計決算の認定について、奥谷生活環境部長から説明を受けます。  奥谷部長。 387 ◯奥谷長嗣生活環境部長 それでは、生駒市自動車駐車場事業特別会計決算につきましてご説明申し上げます。  決算書の273ページからをお願いいたします。  この特別会計は、生駒駅南及び生駒駅北地下自動車駐車場の管理経費でございます。  歳入でございますが、歳入合計2億8,374万8,056円で、その主なものといたしましては、駐車場使用料の2億3,263万6,600円と、一般会計からの繰入金5,106万4,444円となっております。  次に、275ページから276ページにかけましての歳出でございますが、歳出合計も2億8,374万8,056円で、その主な内訳といたしましては、各駐車場指定管理業務の委託料及びアントレいこま1)の駐車場使用料等の管理費が1億3,715万470円、また、長期債償還に要した経費が1億4,659万7,586円となっております。  以上、簡単ではございますが、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 388 ◯白本和久委員長 説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 389 ◯白本和久委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 390 ◯白本和久委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第69号に係る質疑を終結いたします。  審査進行上、暫時休憩します。              午後1時20分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時24分 再開 391 ◯白本和久委員長 休憩を解いて、引き続き審査を行います。  次に、下水道事業特別会計に係る報告第7号、平成22年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について及び議案第68号、平成22年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定についてを一括して審査いたします。  古川水道局長から説明を受けます。 392 ◯古川文男水道局長 それでは、議案第68号、平成22年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定についてでございますが、報告第7号、平成22年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についてと併せてご説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  まず、議案第68号、平成22年度生駒市下水道事業特別会計決算でございます。  決算書の259ページをお願いいたします。歳入についてでございます。  款1、分担金及び負担金、項1、負担金、目1、下水道費負担金でございます。  本費目につきましては、公共下水道が整備されました土地所有者等に対しまして、1平方メートル当たり400円の受益者負担金を負担していただいているものでございます。  次に、款2、使用料及び手数料でございます。  項1、使用料、目1、下水道使用料でございます。下水道使用料につきましては、平成21年度より段階的に改定をさせていただき、平成22年度では、1立方メートルにつき98円となってございます。予算額より収入済額は2,227万553円の増となっております。これは主に、水洗化戸数が当初見込みよりも増加したこと、また、夏場における使用水量が増加したことによるものでございます。  次に、同じく項2、手数料、目1、下水道手数料でございます。下水道手数料につきましては、排水設備指定工事店指定手数料及び排水設備工事責任技術者登録手数料の収入でございます。  続きまして、260ページをお願いいたします。  款3、国庫支出金、項1、国庫補助金、目1、下水道費国庫補助金でございます。  平成21年度から平成22年度への繰越分1億4,126万6,600円と平成22年度分2億5,276万7,475円の合計3億9,403万4,075円を収入しております。  なお、予算現額と収入済額との差額は、平成22年度事業費の一部を翌年度へ繰り越したことによるものでございます。  次に、款4、県支出金、項1、県補助金、目1、下水道費県補助金でございます。  緊急雇用創出事業補助金で509万2,500円を収入しております。  次に、款5、繰入金、項1、一般会計繰入金、目1、一般会計繰入金でございます。  これは、下水道事業に充てるため、一般会計から7億633万1,749円の繰入れを受けたものでございます。  次に、261ページの款6、諸収入、項2、雑入、目1、雑入でございます。  これは、下水道事業に伴います消費税の還付金が主なものでございます。  次に、款7、市債、項1、市債、目1、下水道債でございます。  下水道債につきましては、公共下水道及び流域下水道の事業債でございまして、6億5,660万円を借り入れたものでございます。  次に、261ページから262ページにかけましての款8、繰越金、項1、繰越金、目1、繰越金でございます。  これは、前年度の繰越事業に係る繰越金で、14万5,400円を繰り入れたものでございます。  以上、歳入総額25億6,451万5,530円となっております。  続きまして、263ページからの歳出につきましてご説明を申し上げます。  まず初めに、款1、下水道費、項1、下水道費、目1、下水道総務費でございます。  この費目は、人件費及び一般事務に係る経費で、ほぼ予定どおりの執行となっております。  次に、264ページから265ページにかけましての目2、下水管渠維持費でございます。  この費目は、人件費及び下水道管渠の維持補修に係る経費を始め、奈良県の流域下水道の使用料負担金などに支出した経費でございます。  事業の主な内容といたしましては、施策の成果等に示しておりますとおり、老朽化した人孔鉄ぶたを始め、取付け管、公共汚水升の補修、入替え工事を行い、適切な維持管理に努めるとともに、集中浄化槽地区を公共下水道に接続するため、管渠のTVカメラ調査を始め、管更生工事などを実施したものでございます。  なお、この費目におきまして、管更生工事等で500万円を平成23年度に繰越しさせていただいております。  次に、265ページから266ページにかけましての目3、下水処理施設費でございます。  この費目は、人件費並びに竜田川及び山田川浄化センター等の維持管理に要した経費を始め、竜田川浄化センターの監視制御設備更新工事を行ったものでございます。  次に、267ページから268ページにかけましての目4、公共下水道管渠整備事業費でございます。  この費目は、人件費及び竜田川及び富雄川の処理区における管渠の整備事業に要した経費でございまして、事業の内容につきましては、同じく施策の成果等に示しておりますとおり、竜田川処理区におきまして、管渠で4,656メートルの幹線及び面的整備工事、富雄川処理区で1,029メートルの面的整備工事を行ったものでございます。  なお、節13、委託料及び節15、工事請負費におきまして、それぞれ3,101万3,900円と6,335万1,285円の不用額が生じております。この不用額につきましては、工事施工箇所の見直しを始め、入札における執行残でございます。また、この費目におきまして、11件の工事などで3億1,000万円を平成23年度に繰越しさせていただいております。  次に、268ページの目5、流域下水道事業費でございます。  この費目は、奈良県の事業でございます大和川上流流域下水道事業における流域幹線管渠の整備及び奈良県浄化センターの施設の整備費用などにつきまして、応分の負担を行ったものでございます。  次に、款2、公債費でございます。  下水道事業に伴います起債の償還元金及び利子を償還させていただいたものでございます。  次に、268ページの款3、予備費でございます。  緊急あるいは予想外の経費に充てるため予備費を設定しておりましたが、予備費の充当はございませんでした。  以上、歳出総額25億5,941万5,530円でございます。なお、翌年度繰越額といたしまして、3億1,500万円を繰越明許とさせていただいております。  最後に、270ページをお願いいたします。  下水道事業特別会計の歳入歳出実質収支に関する調書でございます。  歳入総額25億6,451万5,530円、歳出総額25億5,941万5,530円で、歳入歳出差引額510万円となっております。翌年度に繰り越す財源とさせていただいております。  続きまして、報告第7号、平成22年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についてでございます。  平成23年度生駒市議会第5回定例会の追加議案の提案分をお持ちならば、よろしくお願いしたいと思います。この追加提案分の4ページでございます。  公営企業の健全化を示す資金不足比率でございます。資金不足比率につきましては、事業の規模に対する資金の不足の比率でございまして、政令で定める公営企業の経営健全化基準は20%となってございます。しかしながら、本市の下水道事業では資金の不足が生じておりませんので、比率は横棒となってございます。  以上でございます。どうぞよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 393 ◯白本和久委員長 説明は終わりました。  2案件について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。山田正弘委員。 394 ◯山田正弘委員 収入未済額なんですけど、1,300万余りございますけど、前年度に比べて38.1%増加ということでなっていますが、その原因は分からないですか。 395 ◯白本和久委員長 山本課長。
    396 ◯山本喜久治下水道管理課長 下水道負担金の収入未済額ですか。 397 ◯山田正弘委員 負担金が1,000万、下水道使用料で280万余りの。 398 ◯白本和久委員長 山本課長。 399 ◯山本喜久治下水道管理課長 まず、負担金で1,000万余りの収入未済額がございます。これは、受益者負担金におきまして、過年度からの未納額が重なりまして1,000万を超すようになったものでございまして、主には平成20年度に集中浄化槽地区を一斉切替えいたしまして、その地域の負担金の額、総額が大きかったものと、それと、やはり、集中浄化槽地区ということで、一斉に切り替えなければならないような状況、面的整備する地域でしたら、自分の都合で公共下水道に切替え等をできる状況でございますが、一部、一斉切替えにおきましては、その集中浄化槽を使っておられる地域全てを公共下水道に切り替えるがために、ご本人さんの都合と言うんですか、そういうのは余り考慮にできないがための状況の中で公共下水道に接続になったと、そういう状況の中で一時的に受益者負担金の負担がしにくいという世帯が多かったものというように考えております。 400 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 401 ◯山田正弘委員 そしたら、その地域は大体何軒ぐらいの軒数で。 402 ◯白本和久委員長 山本課長。 403 ◯山本喜久治下水道管理課長 平成20年度におきまして、その集中浄化槽地区を切り替えましたのが東生駒のガーデンハイツとか、南田原のハッピータウンとか、喜里が丘の1丁目地域等でございまして、ちょっとその軒数までは把握しておりません。申し訳ございません。 404 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 405 ◯山田正弘委員 そしたら、その方は下水を使ってないんですか、使ってますか。 406 ◯白本和久委員長 山本課長。 407 ◯山本喜久治下水道管理課長 下水は使用していただいております。 408 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 409 ◯山田正弘委員 使用されているんでしたら、400円という負担金やと思うんですけど、やっぱりその説明をしていただくのが筋じゃないかと思うんですけどね。 410 ◯白本和久委員長 山本課長。 411 ◯山本喜久治下水道管理課長 もちろん、集団、一斉切替えに際しましては、管理組合等、自治会等を通じまして事前に説明もし、ご理解をいただいた上で同意をいただき、切替えをしております。ただ、今言いましたように、一斉に切り替えなければならない状況の中で、やはりそういう負担がしんどい世帯も出てきておる状況かなというように思っております。 412 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 413 ◯山田正弘委員 そしたら、この使用料も、その中におられるんですか。 414 ◯白本和久委員長 山本課長。 415 ◯山本喜久治下水道管理課長 使用料につきましては、別途、市内全域の中でご負担いただいていない部分があるかと思います。これにつきましては、収入未済額には単に生活等の困窮により支払しにくい、若干ございますでしょうけども、年度末における預金残高の不足のために引き落としができなかったというのも含まれております。以上でございます。 416 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 417 ◯山田正弘委員 負担金に関してなんですけど、確かに、下水が入っても工事費がたくさんかかると、集中じゃなしに、個人個人のところなんかはトイレの位置とかが奥にあってということで、その工事をしないという人もたくさん今までおられたんですけどね。やっぱり、そうして集中で今までやってはったんやから、その人らもいろんな費用もかかると思うのでね。できるだけ困窮者にむちゃ言うていくのもいかんと思いますけど、そこのところはそういう施策をやったんやったら、そういう説明をして、分割でもいいからいただいてもらうようにお願いしておきます。 418 ◯白本和久委員長 他にございませんか。樋口委員。 419 ◯樋口清士委員 267ページなんですが、先ほどご説明あったとおり、繰越額が3億1,000万ほど、特に管渠整備のところで生じているということなんですけれども、事業が遅れるについてはいろいろ理由があってということで、繰越明許の議決も一応してきた経緯があってということはよくよく理解はしているんですけれども、これだけの事業が翌年度に持ち越されていくということによって、本来、平成23年度にやらなければならない事業というものにどの程度影響があるというふうに考えておられるんでしょうか。 420 ◯白本和久委員長 北岡課長。 421 ◯北岡君章下水道推進課長 影響というのは、やっぱり一応その年度内に事業としてはやっていくつもりはしております。ただ、下水の工事というのは、非常に距離も長くて、工期的にも非常に長いというのがございます。それを考えたら、できるだけ、繰越しはよくないかも分かりませんけれど、繰越しをすることによって、年度、4月1日にすぐに発注というのは、非常に公共工事の場合、難しゅうございます。その期間というのは、空くと工事全体としては進捗が遅れることになるかなとちょっと思っております。その分の繰越しを少しさせていただくことによって年間を通じて平準化した工事を発注できるかなと思っておりますので、繰越しは少しはさせていただきたいなというようには考えております。 422 ◯白本和久委員長 樋口委員。 423 ◯樋口清士委員 今のご答弁に基づきますと、要は、やり残したから積み残されているということではなく、事業を平準化するために計画的に後に送るものもつくっているというふうにも聞こえるんですけれども、そういうことであるということなんでしょうか。 424 ◯白本和久委員長 北岡課長。 425 ◯北岡君章下水道推進課長 単年度決算なので、やり切らなあかんというのは分かっております。ただ、そういう事業も少しは考えているということでございます。 426 ◯白本和久委員長 樋口委員。 427 ◯樋口清士委員 分かりました。ただ、総合計画の進捗状況をチェックされているのを見てみますと、人口比ですけれども、処理区域の人口比でいったときに、普及率が今現状で、平成22年度末段階で58.9%ということで、目標値より若干遅れ気味ということもあります。当然、その事業の進め方等について、普及率なりの目標設定をしたものに基づいて事業計画というのは立てられているだろうというふうにも思いますので、予想以上の繰越しというふうにも読めてくるわけですね、この数字を併せて見ると。今後のことを申し上げると、できるだけ遅滞なく計画的に事業を進めていただきたい。いろいろな考え方はあると思いますのでそこはとやかく言いませんけれども、やるべきときにやるべきことをやるということでお願いしておきたいと思います。 428 ◯白本和久委員長 古川局長。 429 ◯古川文男水道局長 あくまでも普及率については総合計画に基づいて事業を進めてございます。ちなみに、平成23年度には61.1%、これをクリアさせてもらいたいなというような目標を持ってございます。そのためには、繰越事業の話と重なるんですけども、平成22年度は11本というような形ですので、金額で3億1,000万円ということで、毎年、大体10本前後ぐらいとなっているということです。これをどういうふうに分析するというような話になってくるんですけれども、例えば事業の本数によりまして、1月、2月頃に契約をすれば、当然その年度は超えてしまいます。つまり、年度当初に全てのものが契約を終えることが一番いいんですけれども、やっぱり職員の人数も限られてございます。つまり、丸1年間かかる事業もあれば、1年を超える長さのところもございます。つまり、12カ月まんべんなく仕事を回していくためには、繰越制度という制度をうまく活用することによって1年スパンを2年間のスパンで見ることができると、こういうような考え方も中には入ってございます。1年で終わるような計画を全て作っておるんですけれども、何せ現年については大体1年間に20本、繰越しが10本、合計30本、これをある一定のラインとして1年間に25ヘクタールをクリアすれば総合計画の計画に合うという考えのもとに、今、事業をやっているということです。  これを平準化という言い方をしましたけども、平準化という意味は、365日まんべんなく事業が進むような形で事業執行を考えるならば、毎年10本の繰越しは想定内というように担当としては考えさせてもらうところもあるということで、その点、よろしくお願いしたいなと思います。 430 ◯白本和久委員長 樋口委員。 431 ◯樋口清士委員 あえて言わずもがなのところかなと思ったので、十分理解はしておりますので。ただ、全体として遅れることのないようにということだけ申し上げておきます。一応は、今のところは計画どおり進められているということで理解をしておけばいいということですね。結構です。 432 ◯白本和久委員長 他にございませんか。中浦副委員長。 433 ◯中浦新悟副委員長 ちょっと今の関連でと言いますか、今の局長の答弁の中で、繰越しうんぬんで工事が遅れてと言いますか、年度が挟んでとか等々でなかなか予定どおりの、予算どおりの執行ができ切れていない、そこに、職員の人数が限られているというような答弁がありましたよね。職員さんが今足りてないかなという、ちょっと厳しいかなと、もう少し欲しいなとかそういうふうなお考えがあってのことなのかなと。少なくとも去年より1人減ってますよね。 434 ◯白本和久委員長 古川局長。 435 ◯古川文男水道局長 例えば現年20本、繰越し10本、合計30本、これはいつも持っているんですけれども、1人1本を担当すれば、年度の当初に30人要ると、これは普通の考え方ですね。だけども、その1本の工事は、例えば6カ月で終わる場合もあるというような世界の中で物を見たときには、大体最低6カ月ぐらいかかる工事を、例えば11月に1本工事が終わって、その次に11月に契約をすれば、当然これは新年度に入ってしまうんですね。だから、職員は少ないからというような話じゃなくして、いかにして効率的に事業を進めていくかというような考えの中で繰越しというのが起こってくるということですので、決して職員が多いからとか少ないからとか、そういうような考え方は持っていないということで、よろしくお願いします。 436 ◯白本和久委員長 中浦副委員長。 437 ◯中浦新悟副委員長 少なくともこの決算書を見ている限りで、去年よりかは、恐らくこの管渠の事業を担う職員さんやと思うんですけれども、14人から13人に1名減となっている、それに対しては影響はないというふうに考えておいていいのか。 438 ◯白本和久委員長 古川局長。 439 ◯古川文男水道局長 事業のやり方というのはいろいろあると思うんですけども、水道局では、1名減ったからということで大幅に計画が狂っているというようなことは今はございません。 440 ◯白本和久委員長 中浦副委員長。 441 ◯中浦新悟副委員長 あと、ちょっと細かなところで2点ほど確認したいんですけども、264ページのマンホールの鉄ぶた入替え工事、これ、去年は数多くやられて、今回5カ所ということなんですが、これは完成ですか。来年度と言いますか、これで終わりというふうに考えておいていいんですかね。 442 ◯白本和久委員長 山本課長。 443 ◯山本喜久治下水道管理課長 マンホールの鉄ぶた入替えにつきましては、計画的にというわけではございませんで、下水道工事じゃなしに、舗装の復旧のやり替えとかに合わせて実施しておるのが状況でございます。ここにマンホール鉄ぶた入替え工事5カ所と上がっておりますのは、鹿ノ台地区の中で開発に伴いまして既存の道路を全面舗装復旧をやり替えるに際しまして、マンホールぶたをそのときに合わせて入替え工事を同時発注して入れ替えたものでございまして、今後につきましては、道路の舗装やり替えとか、そういう状況に合わせてやっていきたいと。 444 ◯白本和久委員長 中浦副委員長。 445 ◯中浦新悟副委員長 すみません、勘違いしました。分かりました。  後もう1点、ちょっとこれは何のお金か確認したいだけなんですけど、266ページの節13の委託料、一番下の監理業務委託料、これは何の監理業務の委託料のことを示しているのか説明いただけますか。 446 ◯白本和久委員長 山本課長。 447 ◯山本喜久治下水道管理課長 これにつきましては、平成21年と平成22年に竜田川浄化センターにおきまして、監視制御設備の更新工事を実施させていただきました。それに伴います監理業務を設計会社に委託したものでございます。 448 ◯中浦新悟副委員長 分かりました。結構です。 449 ◯白本和久委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 450 ◯白本和久委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 451 ◯白本和久委員長 質疑等ないようでございますので、以上で下水道事業特別会計に係る報告第7号及び議案第68号に係る質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 452 ◯白本和久委員長 次に、水道事業会計に係る報告第7号、平成22年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について及び議案第70号、平成22年度生駒市水道事業会計決算の認定についてを一括して審査いたします。  古川水道局長から説明を受けます。 453 ◯古川文男水道局長 それでは、議案第70号、平成22年度生駒市水道事業会計決算の認定について及び報告第7号、平成22年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について、併せてご報告をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  まず、議案第70号、平成22年度生駒市水道事業会計決算でございます。別冊になっております、生駒市水道事業会計の決算書でございます。  まず、めくっていただいて、1ページでございます。  概況の総括事項といたしまして、平成22年度は、梅雨時期に平年を上回る降水があったことから、十分な水量を確保でき、例年にない猛暑だった夏場も安定して水道水を供給することができました。  また、建設改良工事関連では、水道ビジョンに基づき計画的に老朽水道管の布設替え工事などを進めるとともに、送・配水設備の整備、維持管理に努めました。  また、東日本大震災で甚大な被害を受けました岩手県陸前高田市へ職員及び給水車を派遣し、応援給水活動を行いました。  まず、アの業務の概要でございます。平成22年度の年度末の給水人口は12万134人で、年間総配水量は、猛暑の影響で前年度と比較すると15万4,941立方メートル増加し、1,304万1,668立方メートルとなりました。また、有収水量は1,250万4,519立方メートルで、有収率は95.9%となりました。  なお、詳細な業務の概要につきましては、後ほど6ページでご説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  次に、イの建設改良工事につきましては、老朽水道管の布設替え工事を始め、下水道工事等に伴う水道管移設工事を進めるとともに、送・配水設備の設備に努めました。また、災害に強い水道を目指し、前年度に引き続いて配水池などの詳細耐震診断を行いました。また、継続事業である山崎浄水場のろ過設備改良工事につきましては、本体工事はほぼ完成し、整地等の一部の工事を残しておりましたが、今年、本年7月に全て完了しております。  なお、これらの建設改良工事の概要につきましては、3ページから4ページに科目別に記載しておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、ウの経営状況でございます。まず、事業収益につきましては、猛暑の影響から、全体の使用水量は増加しましたが、従量料金の単価が高い大口需要家の使用量の減などにより、営業収益は前年度より減収となりました。しかし、営業外収益におきまして、マンション等の建設に伴い、給水分担金が増加したことから、事業収益は前年度より微増となっております。一方、事業費用は、経営健全化計画に基づき、職員数の削減による人件費の減や、県営水道の料金単価が引き下げられたことによる受水費の減少などから、前年度より約4,635万円の減となりました。この結果、当年度純利益は約1億922万円となり、この利益に前年度繰越利益剰余金約2億3,038万円を合わせると、当年度未処分利益剰余金は約3億3,960万円となっております。これらの利益の中から地方公営企業法の規定に基づき、以前に出資を受けました一般会計に4,000万円を納付いたしました。  続きまして、6ページをお願いいたします。3の業務でございます。(1)の業務量に関する事項でございます。  主なものといたしまして、表2行目の年度末の給水人口は、前年と比較し0.37%増の12万134人でございます。  次に、同じく6行目の年間総配水量は1,304万1,668立方メートルで、前年度と比較し15万4,941立方メートルの増加となっております。  また、8行目で、年間総配水量に対し、どれだけ給水収益として回収できたかを示す年間有収水量は1,250万4,519立方メートルで、有収率は95.9%となってございます。  また、11行目の1日平均配水量は3万5,731立方メートルで、昨年度より1.2%の増加となっております。  次に、表、下の供給単価及び給水原価でございます。それぞれ1立方メートル当たり202円18銭と207円6銭で、4円88銭の販売差損となっております。  続きまして、決算書類につきましてご説明を申し上げます。  12ページから13ページをお願いいたします。決算報告書の(1)収益的収入及び支出でございます。  まず、収入でございます。  第1款の事業収益の決算額は、これは表の右側でございます。28億4,229万4,979円でございます。予算額に比べ、2,303万6,979円の増となっております。これは主に、第1項の営業収益におきまして、猛暑の影響で使用水量が増加したことによる収入の増及び第2項の営業外収益における受取利息や給水分担金の増加によるものでございます。  次に、支出でございます。  第1款の事業費用は決算額26億9,014万2,205円となり、不用額は1億2,911万5,795円となっております。この不用額の主なものにつきましては、第1項の営業費用におきまして、各経費の節減を始め、新規に取得した固定資産が当初見込みより少なかったことなどにより、減価償却費で減少が生じたこと、また、第2項の営業外費用におきまして、仮払消費税の増加により、消費税の納付が少なくなったことによるものでございます。  次に、14ページから15ページをお願いいたします。(2)の資本的収入及び支出でございます。  まず、収入でございます。  第1款、資本的収入の決算額は1億3,507万7,056円でございます。予算額に比べ、6,020万1,944円の減となっております。これは主に、第1項の寄附金及び第2項の納付金におきまして、下水道工事などに伴う新設改良施設工事納付金などが減少したことによるものでございます。  次に、支出でございます。  第1款、資本的支出の決算額は10億7,355万9,351円でございまして、翌年度の繰越額を差引きし、3億6,157万4,349円が不用額となっております。この不用額の主なものにつきましては、第1項の建設改良費におきまして、関連工事の進捗に合わせたことにより、新設改良費で1億9,603万5,298円、また、山崎浄水場のろ過設備改良工事費で施設の完成に伴う精算によりまして1億3,619万6,935円の減少などによるものでございます。  続きまして、16ページをお願いいたします。平成22年度生駒市水道事業損益計算書でございます。  1の営業収益につきましては25億6,920万3,709円に対し、2の営業費用は25億8,893万4,067円となり、差引き1,973万358円の営業損失となっております。また、3の営業外収益につきましては1億3,911万7,049円に対し、4の営業外費用は745万9,321円となり、差引き1億3,165万7,728円の営業外利益となっております。この営業損失と営業外利益を合わせまして、経常利益は1億1,192万7,370円でございます。  また、さらに、この経常利益から、5の特別利益、6の特別損失の収支271万2,127円を差引きいたしまして、当年度の純利益は1億921万5,243円でございます。この当年度純利益に前年度繰越利益剰余金を加えまして、当年度の未処分利益剰余金は3億3,959万9,719円となっております。  次に、17ページから18ページにかけましての平成22年度生駒市水道事業剰余金計算書でございますが、この剰余金計算書につきましては、後ほどご説明申し上げます貸借対照表に記載しております剰余金が年度内にどのように増減変動したかを表したものでございます。  続きまして、19ページをお願いいたします。平成22年度生駒市水道事業剰余金処分計算書案でございます。  当年度の未処分利益剰余金3億3,959万9,719円から当年度の減債積立金に550万円を積み立てるとともに、一般会計納付金といたしまして4,000万円を納付しました処分について、議会のご承認をいただき、翌年度への繰越利益剰余金は2億9,409万9,719円でございます。  続きまして、20ページから21ページをお願いいたします。平成22年度生駒市水道事業貸借対照表でございます。
     まず初めに、資産の部でございます。  1の固定資産の合計額は、(1)の有形固定資産と(2)の投資を合わせまして219億5,298万7,618円でございます。  2の流動資産の合計額につきましては、(1)の現金預金、(2)の未収金、(3)の貯蔵品、(4)の保管有価証券、(5)の資金前渡、(6)の仮払金を合わせまして30億4,678万4,257円でございまして、資産の合計は249億9,977万1,875円でございます。  次に、負債の部でございます。  3の固定負債と4の流動負債を合わせまして、負債の合計は1億6,009万8,111円でございます。  次に、資本の部でございます。  5の資本金と6の剰余金を合わせまして、資本の合計は248億3,967万3,764円となり、負債と資本の合計は249億9,977万1,875円となっております。  続きまして、23ページ以降の決算附属書類でございます。  23ページから26ページは、平成22年度生駒市水道事業会計の収益費用の明細書でございます。また、28ページから29ページには、固定資産の増減を表した固定資産明細書でございます。また、30ページから31ページにかけましては、企業債の明細書となっておりますので、ご参照のほど、よろしくお願いいたします。  最後に、33ページをお願いいたします。公営企業の経営の健全化についてでございます。  これは、報告第7号、平成22年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告における水道事業の資金不足比率でございます。資金不足比率につきましては、事業の規模に対する資金の不足額の比率でございまして、同じく健全化基準は20%でございます。水道事業では、下水道と同じく資金の不足は生じておりませんので、比率につきましては横棒となってございます。  以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 454 ◯白本和久委員長 説明は終わりました。  2案件について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。山田正弘委員。 455 ◯山田正弘委員 建設改良工事の老朽管水道管の布設替え工事なんですけど、平成22年度の施工実績、メーターですね、何メーターやったかということと、金額を教えていただけますか。 456 ◯白本和久委員長 大植課長。 457 ◯大植康弘工務課長 平成22年度につきましては、延長につきましては3.2キロメーターでございます。金額につきましては1億8,021万400円でございます。 458 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 459 ◯山田正弘委員 老朽管の布設替え工事をする総延長は何キロでしたかな。 460 ◯白本和久委員長 大植課長。 461 ◯大植康弘工務課長 管路延長全てで生駒市内で670キロでございます。そのうちで基幹管路、その他重要管路等で239キロメーターを平成70年度までに更新する計画でございます。 462 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 463 ◯山田正弘委員 東日本大震災とか台風12号による奈良県の被害もあるんですけど、まだ239キロですか、残ってますんですね。何ぼ残ってますんですか。 464 ◯白本和久委員長 大植課長。 465 ◯大植康弘工務課長 残っていると言うか、管路、年々、当然、経年で、今入れてもまた法定耐用年数なり消化、うちで言う55年後にはまた新たに入れ替えなければならないという状態になりますので、どれだけ残っているというのはあれなんですけども、今申しておりますのは、重要管路等239キロメーターにつきましては更新計画を立てて順次入れ替えていきたいと考えております。 466 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 467 ◯山田正弘委員 これだけのキロ数をやるには何百億というような金がかかると思うんですわ。せやから、震災もありましたので、平成70年度までに完成とおっしゃってますけど、できるだけ早く完成するようにお願いしたいと思います。  それで、余剰金も4,000万返したら2億何ぼというようなあれなんですけど、他にもまたいろんなことで要る金も出てくるとは思いますんですけど、できるだけ早くしていただいて、災害のときでもそれに備えられるというような工事の進め方をしていただきたいと思いますので、要望しておきます。 468 ◯白本和久委員長 他にございませんか。上原委員。 469 ◯上原しのぶ委員 そしたら、この水道の決算書の6ページのところから質問させていただきます。  一番最初に、年間総配水量が15万立方メートル余り増えているんですが、この説明のところでは猛暑の影響でということだったんですが、増えた理由はそれだけですか。確認させてください。 470 ◯白本和久委員長 穴井場長。 471 ◯穴井弘浄水場長 記録的な猛暑によりまして、総配水量が前年度に比べまして約15万立方メートル増加いたしました。その内訳といたしまして、県営水道の受水量が約25万立方メートル増加いたしました。自己水であります井戸からのくみ上げ量が約9万立方メートル減少いたしました。 472 ◯白本和久委員長 上原委員。 473 ◯上原しのぶ委員 今、後の方でしていただいた説明によったら、自己水の配水量が減少したということなんですが、この理由はどういうことでしょうか。 474 ◯白本和久委員長 穴井場長。 475 ◯穴井弘浄水場長 減少いたしました主な理由といたしましては、山崎浄水場ろ過設備改良事業を行いました。その際に、場内におきましていろんな配管の切替え工事を実施いたしました。その際に、やむを得ず運転中の井戸を休止したことによって減少いたしました。 476 ◯白本和久委員長 上原委員。 477 ◯上原しのぶ委員 ありがとうございます。  次に、この有収率を見ましたら、昨年度より若干ですが下がっているんですが、この理由って分かりますか。 478 ◯白本和久委員長 大植課長。 479 ◯大植康弘工務課長 有収率の若干の下がりでございますが、漏水のほとんどが地下で発生しているため、発見が遅れ、漏水量が増えたためと推測しております。 480 ◯白本和久委員長 上原委員。 481 ◯上原しのぶ委員 今の地下の漏水が増えたということなんですが、地下の漏水の検査というのは定期的に行っておられるのか、その辺、どうなんでしょうか。 482 ◯白本和久委員長 大植課長。 483 ◯大植康弘工務課長 昭和57年度より年1回定期的に調査を行っております。平成22年度につきましては、老朽管及び漏水の多い地域を対象として、調査距離243キロメートルに対して行いました。 484 ◯白本和久委員長 上原委員。 485 ◯上原しのぶ委員 質問を変えます。16ページをお願いします。  6ページのところで分かったんですけれども、給水原価と供給原価との単価の差には4円88銭の差があるんですね。だけども、この損益計算書を見ましたら、黒字になっているということなんですね。これの原因を見ましたら、やはり給水分担金がたくさんあるからこういうふうになっているんじゃないかなと私は推測するんですけれども、この給水分担金というのはいずれは頭打ちの時期が来るんじゃないかなというふうに私は考えているんですが、その辺、水道局としてはどのようにお考えでしょうか。 486 ◯白本和久委員長 大植課長。 487 ◯大植康弘工務課長 給水分担金につきましては、水道ビジョンの財政収支計画でも検討いたしまして、平成30年までは毎年5%の減少を見込んでおります。 488 ◯白本和久委員長 上原委員。 489 ◯上原しのぶ委員 では、その次の質問に移りたいと思います。  この24ページを見せていただいたら、受水費というのが突出して、計算しましたら全体の47%を占めているんですね。これ、県水が高いためにこういうふうになっているんじゃないかなと思うんですけれども、県水を少しでも低く少なくするということが大事だというふうに考えるんですけれども、この辺、県水に頼らないで自己水を増やすというような手だてについてどういうふうにお考えか教えてください。 490 ◯白本和久委員長 穴井場長。 491 ◯穴井弘浄水場長 ご指摘のとおり、事業費に占める受水費は47%ということでございます。おおむね配水量の66%を県営水道から依存しているような状況でございます。この費用を安くする方法といたしまして、従来から行っている自己水の確保に努めるとともに、県水の料金値上げにつきまして、現在、2部料金制の料金体制を検討されております。このために、受水市町村で組織いたします受水協議会の方から県水の値上げに対しまして要望しているような状況でございます。 492 ◯白本和久委員長 上原委員。 493 ◯上原しのぶ委員 ありがとうございました。県水が高いということ、また、新しいダムなんかできたらもっと高くなるんじゃないかと思いますので、やはり、生駒市の井戸を大事にして、県水じゃなくて、自己水の確保に努めていただきたいということを申し上げまして、次の質問に移ります。  同じくこの24ページの表を見ましたら、動力費も結構数値が高いんですけれども、これは生駒市の地形が、やはり山坂が多いということからこういうふうになるんじゃないかと思うんですが、この動力費というのを抑制するにはどういうふうな展望を持っておられるのか、ちょっとお聞かせいただけたらと思います。 494 ◯白本和久委員長 穴井場長。 495 ◯穴井弘浄水場長 現在の水道のシステムにつきまして、一部系統だった施設配置ということになっておりません。このために、今後、施設の統廃合あるいは施設の更新等におきまして、省エネを考慮いたしましたより効率的な整備を図っていきたいと、このように考えております。 496 ◯白本和久委員長 上原委員。 497 ◯上原しのぶ委員 最後の質問ですが、31ページをお願いします。  企業債についてお伺いしたいんですが、ここに償還の終わりの時期が書いてあるんですが、これ全てが繰上償還の対象にならなかったんですね。そこをちょっと確認させてください。 498 ◯白本和久委員長 田島課長。 499 ◯田島誠総務課長 繰上償還につきましては、平成19年度から平成21年度にかけて行いました。この際、そのときに行いました繰上償還ですけれども、公的資金補償金免除繰上償還という制度を使って行ったんですけれども、これは一定の条件の下、将来の支払利息の支払を免除して、高い利率、5%以上の利率の企業債の繰上償還を認めるといった制度でございました。現在残っておりますのは、その対象とならなかった、つまり年利率5%未満の企業債でございます。 500 ◯白本和久委員長 他にございませんか。議長。 501 ◯井上充生議長 冒頭の局長の説明の中に、東日本大震災の被災地の陸前高田市へ給水活動に行かれたと。行かれた職員の方には敬意を表したいと思うんですけども、その報告の中で、この際、議会にちょっと紹介できるようなものがもしありましたらご紹介いただきたいと思うんですけども。 502 ◯白本和久委員長 局長。 503 ◯古川文男水道局長 本当に貴重な、水道局の体験と言うたら言い方がおかしいんですけども、やはり、水道が市民生活にこれだけ大きな影響を及ぼすと、そういうようなものであるということを、帰って報告を聞いている中で痛感したわけです。ちょうど向こうの方は、地震で全て浄水池あるいは配水池がやられたんじゃなくして、津波で井戸の中に海水が入ってしまったと。だから、その井戸のやり替えに非常に時間がかかってしまったというようなことで、地震には、水道管という、地下に入っている管というのはある程度もつものの、幸いにして奈良県は海に面していないということで津波の心配はないというものの、やはり井戸の管理というものがこれほど大きな影響を与えるのかというようなところ、本当に肌身をもって感じたということ。それと、3月11日に発生いたしました震災で、給水作業が落ち着くのにほぼ3カ月以上かかっていると。だから、100日間、水が本当に送れない状態の中で、市民の方々が100日間水がないということは、どれぐらい与える影響が大きいのかというのが。だから、水道局としては行って、向こうの住民の方々から本当に心からお礼を言うてもうたというのは、変な言い方になるんですけれども、私にとっては、また水道局の職員、全職員にとっては、改めて震災の恐ろしさと、それと水のインフラ整備の大切さというものと、それとより広域的な危機管理体制を持つ、その必要性を再認識させられたというものですね。こういうような機会が与えられたということが、私の思うところでございます。 504 ◯井上充生議長 ありがとうございます。 505 ◯白本和久委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 506 ◯白本和久委員長 他に質疑等ないようですので、次に委員外議員の質疑に入ります。  ないですか。              (「なし」との声あり) 507 ◯白本和久委員長 質疑等ないようでございますので、以上で水道事業会計に係る報告第7号及び議案第70号に係る質疑を終結いたします。  以上で環境文教委員会の所管に係る決算議案に対する質疑を終結いたします。  審査進行上、暫時休憩します。              午後2時21分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時29分 再開 508 ◯白本和久委員長 休憩を解いて、引き続き審査を行います。  次に、都市建設委員会の所管に係る各議案について、順次審査いたします。  まず、都市建設委員会の所管に係る議案第61号、平成22年度生駒市一般会計決算の認定について、関係部長から順次説明を受けます。  松本建設部長。 509 ◯松本安嘉建設部長 それでは、議案第61号、平成22年度生駒市一般会計決算の認定についての建設部の所管に係りますものについてご説明申し上げます。  決算書の133ページをお願いします。  133ページ、最下段から134ページにかけましての款6、土木費、項1、土木管理費、目1、土木総務費でございます。  本費目につきましては、職員の人件費と土砂災害警戒マップの作成等の事務的経費に要したもの、また、建築管理事務費といたしまして、中央公民館等の生駒市が管理しております建築物についての建築基準法の規定に基づきます定期点検等の業務を行った費用でございます。ほぼ予定どおりの執行となっております。  次に、136ページ中段から137ページをお願いいたします。  項2、道路橋梁及び河川費、目1、道路橋梁総務費でございます。  本費目は、職員の人件費や道路管理、地籍調査事業等に要した費用でございます。  事業といたしましては、市道認定路線5路線の用地整理及び道路台帳の整備、また、道路、水路の明示確定等に伴います作業を行うとともに、地籍調査事業といたしまして、山崎町地区22ヘクタール及び東新町地区約7ヘクタールにおいて、それぞれ現地の作業や調査成果の閲覧認証作業を行いました。  また、節13、委託料で1,112万9,000円余りの不用額が生じておりますのは、市道用地の整備事業で、一部地権者との交渉に期間を要したため事務が進められなかったこと、また、道路台帳整備事業で数量が当初見込みより少なかったことなどが主な理由でございます。  次に、137ページから138ページにかけましての道路橋梁維持費でございます。  本費目につきましては、生活基盤となる市道の安全、快適で円滑な通行を確保するために道路諸施設の維持管理、あるいはバリアフリー歩道の整備に要した費用でございます。  事業といたしましては、施策の成果欄にございますとおり、交通安全施設の整備の他、市内道路の主な維持補修工事といたしまして、俵口小明線他7路線の路面整備や生駒台地内の俵口小明線333メーターにつきましてバリアフリー歩道の整備を行いました。また、117カ所の市道の歩道補修、あるいは119カ所の道路構造物等の修繕を行いました。  節15の工事請負費で2,374万2,000円余りの不用額が生じておりますのは、交通安全施設の整備費におきまして、自治会あるいは警察等からの整備要望が当初の見込みより少なかったこと、また、道路橋梁維持補修費におきまして、入札によります落札率が低かったことなどが主な理由となっております。
     なお、本費目に係ります繰越費につきまして、3月議会で追加補正をご承認いただいた大谷線道路舗装工事他1件の工事は平成24年2月中の完了を予定しております。  次に、139ページから140ページにかけましての目3、道路橋梁新設改良費でございます。  これにつきましては、北田原南北線改良事業、あるいは生活道路の新設、改良整備に要した費用となっております。  事業といたしましては、139ページの施策の成果欄にもございますように、北田原南北線の用地買収及び建物等の移転補償の他、稲葉出垣内線、北新町温譲寺線などの市道拡幅を実施いたしました。本費目に係ります繰越しにつきましては、工事請負費といたしまして、生駒テック線、喜里池橋の橋梁補修補強工事につきましては既に完了するとともに、公有財産購入費及び補償費の北田原南北線改良事業用地につきましても既に契約を終わっております。  次に、1枚めくっていただきまして、140ページをお願いいたします。  目4の河川費でございます。  本費目につきましては、生駒市が管理いたします河川・水路や道路排水施設の維持管理や整備に要した費用でございます。  事業といたしましては、市内の53カ所の河川・水路の清掃の他、南田原町あるいは東旭ヶ丘地内の水路、また道路側溝等の改修整備を行いました。  次に、141ページの項3、都市計画費、目1、都市計画総務費でございます。  本費目のうち、建設部の所管に係ります事業といたしましては、施策の成果欄の中段にございます都市計画調査策定事業費といたしまして、1の生駒市都市計画道路検討業務について、庁内検討委員会を立ち上げ、都市計画道路の見直し方針を策定し、公表いたしました。  次に、1枚めくっていただきまして、142ページをお願いします。  目2の街路事業費でございます。  本費目は、都市計画街路事業に係ります職員の給与や事業用地の取得並びに道路整備に要した費用となっております。  事業といたしましては、谷田大路線、松ヶ丘通り線、大渕鹿畑線、鹿畑駅前線等の街路整備事業を実施いたしました。  なお、本費目に係ります繰越金の進捗といたしましては、工事請負費の谷田大路線の改良工事につきましては6月に完了し、松ヶ丘通り線の改良工事につきましても、第一期工事につきまして年度内の完了を予定しております。  次に、少し飛びまして、146ページをお願いいたします。  中段の項4、住宅費でございます。  目1、住宅事業費でございますが、市内4カ所の市営住宅の維持管理や結露対策工事、あるいは地デジ対策など住宅施設の改善整備に要した費用の他、特定優良賃貸住宅事業者への家賃減額助成を行いました。  最後に、180ページをお願いいたします。  款9の災害復旧費、項1、土木災害復旧費、目1、現年度道路河川等災害復旧費でございます。  本費目のうち、建設部の所管に係りますものといたしましては、施策の成果欄にございますとおり、昨年5月24日を始め、同年7月に発生いたしました集中豪雨によりまして、道路・河川等で約10カ所の小規模災害が発生いたしましたため、これに対応する応急復旧を実施いたしました。  以上が建設部の所管に係ります説明とさせていただきます。よろしくご審査の方をお願い申し上げます。 510 ◯白本和久委員長 吉岡部長。 511 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 それでは、引き続きまして、都市整備部の所管に係る費目につきましてご説明申し上げます。  戻っていただきまして、まず、135ページをお願いいたします。  135ページから136ページにかけましての款6、土木費、項1、土木管理費、目2の建築指導費についてでございます。  この費目につきましては、関係職員の人件費、特定行政庁として建築基準法に基づく建築確認事務や各種許認可事務に要した経費及び建築審査会の運営に要した経費が主なものでございます。  なお、昨年度に引き続きまして建築物の耐震啓発に努めるとともに、耐震診断や耐震改修等に対する補助を実施し、建築物の安全性の向上に努めました。また、建築基準法に基づく指定道路の調査を前年に引き続き実施いたしました。  次に、少し飛びまして、140ページから142ページにかけましての項3、都市計画費、目1の都市計画総務費でございますが、この費目につきましては、関係職員の人件費と都市計画審議会の運営に要した経費などでございます。また、第5回線引用途地域等の定期見直し業務を行う一方、本市が進めるまちづくりの指針となる都市計画マスタープランを改定するとともに、景観施策の基本的な方針である景観計画を策定し、景観審議会を新たに設置いたしました。  続きまして、少し飛びまして、143ページから145ページにかけましての目3、公園整備費につきましては、関係職員の人件費や、公園、緑地、街路樹の管理に要した経費を始めといたしまして、生駒山麓公園の管理運営を民間の事業者に指定管理した経費、また、花のまちづくりセンターでの講習会、イベント等の管理運営経費及び市民の緑化意識を高めるコンテストの開催経費の他、緑の市民委員会におきまして、市街地の緑の保全に関する制度であります市民の森事業及び樹林地バンク制度を創設した経費などでございます。  また、公園の整備といたしましては、地域住民が主体になり、使いやすい公園に再整備するためのコミュニティパーク事業を始めとして、市内各公園の遊具の改修工事及び昨年7月の災害により崩落した美鹿の台第3緑地の法面の復旧工事などを行いました。  なお、美鹿の台の法面復旧工事につきましては、平成23年度も引き続き工事を行いまして、9月に完了いたしたところでございます。  また、節13、委託料の不用額3,014万5,000円余りにつきましては、公園街路樹維持管理委託の落札差額等による経費の減でございます。  次に、大きく飛びまして、179ページ下段から180ページをお願いいたします。  款9、災害復旧費、項1、土木災害復旧費、目1の現年度道路河川等災害復旧費の中の施策の成果欄下段の公園緑地災害復旧費につきましては、美鹿の台第3緑地の法面崩落につきまして、二次災害を防ぐための応急工事等を行ったものが主な経費でございます。  以上が都市整備部の所管に係るものでございます。  続きまして、開発部の所管に係る費目についてご説明を申し上げます。  また、申し訳ないんですけども、戻っていただきまして、145ページから146ページをお願いいたします。  目4、北部地域整備促進事業費でございますが、学研高山地区第2工区につきましては、奈良県、都市再生機構、生駒市の3者で構成された検討協議会におきまして、外部の有識者の意見を聞きながら、事業リスクの軽減や大学誘致等について検討してまいりましたが、奈良県が開発計画の検討中止を発表されたことによりまして、第2工区の開発の計画は白紙の状況となったところでございます。  なお、目の不用額1,467万7,000円余りにつきましては、主に北部地域整備促進基金の運用利息が予算見込みより低かったことによるものでございます。  次の目5、生駒駅前市街地再開発事業費につきましては、生駒駅前北口第二地区市街地再開発事業の執行に要する財源の一部として生駒駅前市街地再開発事業特別会計へ繰出しを行ったものでございます。  なお、繰出金の不用額3,587万円余りにつきましては、準備組合に対する補助金が当初見込みより少額に収まったことなどにより生じたものでございます。  以上が開発部の所管に係るものでございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 512 ◯白本和久委員長 説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。山田正弘委員。 513 ◯山田正弘委員 公園整備費、143ページから145ページまでの間で、山麓公園の指定管理者が決定してますんですけど、その下にふれあいセンター管理費ということで、ふれあいセンターの空調とかボイラー室とか風呂のろ過機とかこういう修理、それと145ページで山麓公園の整備事業費とか、そういうのに金額が大分かかっていますけど、これは指定管理者が決まる前にこういう行為をされた。後ですか。どちらですか。 514 ◯白本和久委員長 高橋課長。 515 ◯高橋一之公園管理課長 ふれあいセンターの管理費については、まだ、今年の7月から指定管理になっていますので、この時点では市直轄の管理になっております。 516 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 517 ◯山田正弘委員 そうしたら、その指定管理者、そのときはまだ決まってなかったというわけですね。 518 ◯白本和久委員長 高橋課長。 519 ◯高橋一之公園管理課長 はい、まだ決まっておりません。 520 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 521 ◯山田正弘委員 そしたら、こういう工事をしてから指定管理者を選んだというわけですね。 522 ◯白本和久委員長 高橋課長。 523 ◯高橋一之公園管理課長 そのとおりでございます。 524 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 525 ◯山田正弘委員 144ページ、送迎バスの運行委託料というのがありますね。その送迎バスは、現在、指定管理者がバスを運行しているんじゃないんですか。 526 ◯白本和久委員長 高橋課長。 527 ◯高橋一之公園管理課長 奈良交通でございます。 528 ◯白本和久委員長 山田正弘委員。 529 ◯山田正弘委員 それはまた後からのことで結構ですわ。指定管理者がバスを購入して運行しているというようなことをちょっと。 530 ◯白本和久委員長 高橋課長。 531 ◯高橋一之公園管理課長 ふれあいセンターの宿泊施設等を使っていただく方に対しまして、マイクロバスで迎えに行っているのはございます。それと、ここにあるのとは別でございます。 532 ◯山田正弘委員 分かりました。結構です。 533 ◯白本和久委員長 他にございませんか。角田委員。 534 ◯角田晃一委員 144ページの節15、工事請負費の、要は災害復旧工事、美鹿の台ですよね。ここで7,000万ちょっと計上されてありまして、これがこの繰越明許費の2,600万、これは今年度のあれになるんでしょうが、9月までに終わったとおっしゃった。それと、この関連で言いますと、180ページの目1の現年度道路河川等災害復旧費の下の方の公園緑地災害復旧費、これは995万4,000円が計上されている。合計1億1,000万弱ぐらいですかね、美鹿の台に関連しましては。そういう理解でいいんですかね。 535 ◯白本和久委員長 高橋課長。 536 ◯高橋一之公園管理課長 おっしゃるとおり、1億、もうちょっと高くて1億2,000万ぐらいになっております。 537 ◯白本和久委員長 角田委員。 538 ◯角田晃一委員 当時、常任委員会等でも質問させてもらって、要は付近住民の方の中に、土砂が道路をふさいで、駐車場が使えなくて、かなり遠方の駐車場を使って、非常に生活が不便、もちろん、そのときにはまた二次災害と言うのか三次災害と言うのか、そういうご不安と言うのかな、そういうものが、いろいろお話を聞かせてもらったんですけどね。9月に終わったとおっしゃいましたが、その後、2カ月間ぐらい、付近住民の方のお話と言うのか、聞き取りと言うのか、そういうことはされてますか。 539 ◯白本和久委員長 高橋課長。 540 ◯高橋一之公園管理課長 終わってから、皆さん、近隣の方にご迷惑をお掛けしていましたので、正確に言いますと、8月31日に前面道路は開放しております。当初の約束と申しますか、住民さんとの約束は、8月一杯で工事を完了しますということでお約束させていただいていましたので、それで開放しております。その後、今まだ、電柱を災害復旧工事をやる際に移設したんですが、その電柱の移設工事が今月の11日、関西電力の方で移設をしていただくんですが、それが終わった時点で、再度1軒1軒お礼なりおわびなりに参らせていただきたいと思っております。しかし、1軒の方だけ、最初から最後まで厳しいご意見を頂いている方もいらっしゃいます。 541 ◯白本和久委員長 角田委員。 542 ◯角田晃一委員 たまにはそういう方もあるので、ご苦労様ですが、よろしくお願いします。  関連で、当時、この土地が元々業者からもらったと。業者からもらう際のその傾斜度の問題、最初28度ぐらいとおっしゃったかな、30度以上が、かなり崩落危険の度合いが高いようなお話であったかと思うんですけども、28度だったからそれほどではなかったんだというお話等あって、その業者との関係と言いますか、もっと言えば、損害賠償がどうだとかそういうようなお話は当時何かあったように思うんですけれども、それは全く現在何もないと、終わっていると、こういう理解でいいですか。 543 ◯白本和久委員長 高橋課長。 544 ◯高橋一之公園管理課長 当時、開発した事業者は、現在、会社自体が存続しておりません。 545 ◯白本和久委員長 角田委員。 546 ◯角田晃一委員 ということは、そういうことは考えても何もできないという状態だと、こういう理解でよろしいですな。 547 ◯白本和久委員長 高橋課長。 548 ◯高橋一之公園管理課長 いつの機会だったか忘れましたけど、弁護士さんと相談させていただいていまして、その弁護士の見解についても、損害賠償請求するのは難しいやろうなというご見解をいただいてますので、ましてや相手方がない状態ですから、それ以上の進展はございません。 549 ◯白本和久委員長 角田委員。 550 ◯角田晃一委員 結構です。くれぐれも住民の方への説明、よろしくお願いします。以上です。 551 ◯白本和久委員長 他にございませんか。上原委員。 552 ◯上原しのぶ委員 1点だけ確認をさせていただきたいんです。145ページから146ページにかけてなんですが、北部地域整備促進事業費ということで、基金の状況ということで26億余りがあるんですが、この平成22年度はこの目のこの項の出費は何もないんですが、平成23年、平成24年と、将来に向けて何かこの北部地域整備促進事業費を使っての事業とか計画しているものがあるのかないのか、ちょっと確認させてください。 553 ◯白本和久委員長 吉岡部長。 554 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 現在のところ、平成23年度につきましては9月の補正予算で充当事業を計上させていただいたとおりでございます。その他については決まっておりません。 555 ◯白本和久委員長 上原委員。 556 ◯上原しのぶ委員 ここに書いてあるとおり、第2工区の事業については県が中止ということになって、北部地区の方は京阪奈新線も整備されて、あの地域でこれといって大きな、このお金を使ってしなければならない事業は私はないように思いますのでね。今、大変厳しい経済情勢の中ですので、この基金をやっぱり一般会計の中の社会保障費などに使うような、そういう計画も是非考えるべきだということだけ言わせていただきます。 557 ◯白本和久委員長 他にございませんか。樋口委員。 558 ◯樋口清士委員 同じく北部地区の開発についてということなんですけれども、これ、ここには「県が開発計画の検討中止を発表した」で終わっているんですけれども、その後、北部地域をどうするかということについて、市の中での検討というのは何か行っているんでしょうか。 559 ◯白本和久委員長 吉岡部長。 560 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 皆さんご存じのとおり、288ヘクタールという大きい区域でございまして、それを市だけでやっていけるかということもございまして、県の方とか都市再生機構さんの方とは事務レベルでの協議というのはやらせていただいてはおるんでございますけれども、進展の方はございません。 561 ◯白本和久委員長 樋口委員。 562 ◯樋口清士委員 基金をどうするという話、先ほどありましたけれども、どうするのかというのは、この地区をどうするのかが明確にならない限りはどうしようもないんだろうというふうに思うんですね。検討の結果、何らか開発をします、あるいは自然環境を保全します。保全するにしても、恐らく相当のお金がかかると思うんですね。そのための準備金として基金というのは必ず置いておかなければいけない。それがどれぐらい置いておかなければならないのかというのは、方向性が見えない限りは物が言えない。ですから、これは、安全策としては置いておくべきなものなんだろうなと私は思っています。  それはそれとして、あそこをあのまま置いておくということは、多分、非常に問題があることだと思うんですね。その辺り、問題意識としては持っておられますでしょうか。 563 ◯白本和久委員長 吉岡部長。 564 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 当然、市街化区域になっておりまして、そこに地権者の方がいらっしゃると。その上で、URと地権者の方の土地が虫食い状態であるということについては、市の方としても非常にいろいろ考えなければならないところであると思っております。
    565 ◯白本和久委員長 樋口委員。 566 ◯樋口清士委員 これまでは国から、あるいは県から、URからというところの力でいろんなことが動いてきたところだというふうに思うんですけれども、そういう意味で、市としてはかなり受け身にこれを見てきたという状態であったかと私は思っているんですけれども、今こそ市の主体性というものを示しながら、市としてどうしたいのか、この辺りを探っていく必要があるんじゃないか。それは、事業を前提とするしない、それは関係なしで、一度、市としてこのエリアをどうしたいのかということを検討していく必要があるんじゃないか、その中で地権者なり、あるいはその周辺にお住まいの方々のご意見も聞きながらその辺りの絵を描いていく、それをまた国、県、URとご相談をしていく、こういうスタンスが必要なんじゃないかというふうに思うんですけれども、そういう意識と言いますか、考えというのはありますでしょうか。 567 ◯白本和久委員長 市長。 568 ◯山下真市長 ご指摘のとおり、あれだけ広大な面積でございますので、何とかしなければならないという意識は全く同じでございますが、いつも申し上げておりますとおり、何分こういう経済情勢、社会情勢の中で、市が主体となって、事業の主体となって手がけるということは非常に困難であるという基本認識がございます。URですら、県ですらなかなか手を付けられないところに市が事業主体となって何か取り組むというのは非常に難しいわけですが、しかしながら、今、委員ご指摘のように、市としていろいろ考えて知恵を出していかなければならないということはおっしゃるとおりでございまして、職員とはいろいろ話もしていますし、先ほど部長の答弁にもありましたように、市の部長が県の部長と相談をしたりと、そういったことはしておるわけでございますが、なかなかこれという妙案がないというのが現状でございます。 569 ◯白本和久委員長 樋口委員。 570 ◯樋口清士委員 できればまた外の知恵も借りながら、少しその辺、いい案を考えていっていただきたいなというふうに思います。個人的にこうすればいいという案も今のところありませんので、こうすべしというふうには示せませんけれども、いろんな知恵を借りて考えていくということは必要だろうというふうに思いますので、今後そういう取組を期待しております。以上です。 571 ◯白本和久委員長 他にございませんか。山田弘己委員。 572 ◯山田弘己委員 私は、決算書137ページの目2の道路橋梁維持費について確認させていただきます。  施策の成果等で交通安全施設整備費ということで1,500万ほどということなんですが、平成21年度を見ると、平成21年度は860万ということで倍近い費用、予算になっているんです。実際、これ、市内道路反射鏡というのはカーブミラーのことだと思いますが、点検箇所、これは市内1,000基、1,000カ所というふうにあるということで、実際はこれの倍ぐらいの数字、約2,000ぐらいを単年度半分ぐらい整備しているという考えでよろしいんでしょうか。 573 ◯白本和久委員長 寺西課長。 574 ◯寺西清幸土木課長 このカーブミラーにつきましては市内に約2,000基ございまして、ここの施策の成果のところに挙げております1,000基につきましては、平成22年度につきましては中地区、南地区の1,000基というふうに挙げております。ですから、1年ごとに1,000基ずつ、これはあくまでも点検とか清掃とか、そういった費用でございます。 575 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。 576 ◯山田弘己委員 ということは、あと138ページでも新設及び改修箇所市内45基とありますが、平成21年度は市内54基だったんですね。数値はそんなに変わらないんですが、私が確認したいのが、860万が1,500万というふうに計上されている、倍ぐらいになっている費用の差ですね。そこを私も、ちょっと業務委託料とか節13を見てもはっきりしないんです、ここの数値はそんなに変わりませんので、支出額が5,700万、昨年が5,000、一緒なんですね。それがなぜ倍ぐらいの数値になっているか教えてください。 577 ◯白本和久委員長 寺西課長。 578 ◯寺西清幸土木課長 すみません、ちょっと調べさせていただきたいと思いますので。 579 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。 580 ◯山田弘己委員 分かりました。  続いて、項目を全体的な土木費という観点から確認したいことがありまして、土木費、予算36億と、市政の1割ぐらいはこちらに回っているということで、分かりやすい表が、監査委員が出している決算審査意見書の26ページに土木費がありまして、この執行率についてちょっと確認をしたいんです。その監査委員からの決算審査意見書の26ページの第6款、土木費ということで、年度別に平成21年度、平成22年度とありまして、予算、平成22年度が36億ということで、執行率が86.7%という形です。やはり、土木費、額も多いし、割と1つの項目が大きいということで、なかなか執行率が他の費用に比べると、大体90%が多いんですけれども、平成21年度は80ポイント、それから平成22年度が86.7ポイントと、パーセントという形で6ポイントぐらいは大きくなっているんですが、これぐらいの80%にとどまっているというのは、内容を見ると、都市計画費のところの誤差と言いますか、そこが多いのかなと思うんですが、その大きな要因をちょっと教えてください。 581 ◯白本和久委員長 松本部長。 582 ◯松本安嘉建設部長 委員ご指摘のとおり、この土木費というのは、土木管理費、それから道路橋梁及び河川費、それから都市計画費、住宅費、下水道費と、こういうふうに項目があるんですが、平成17年からの平均、款全体の平均でいきますと、執行率が83.8%です。今おっしゃっていただいています都市計画費というのは、平均で79.5%ぐらいかなと思います。特に都市計画費の中では、街路事業費というのが非常に執行率も影響しているのかなと思います。これも平成17年から平成22年を平均してと言うか、グラフにしてみますと、平成18年、平成21年が80%台、あるいは80%に近い数字、それ以外のところは86%から87%前後に来ております。これは何かと言うと、どうしても道路事業、あるいは街路事業というのを進めていく中で、用地買収あるいは補償交渉という部分につきましては、どうしても相手さんとのコンセンサスが得られないと執行できないという状況で、それを受けると次の年はそれが執行されて、なおかつ工事もできるというふうな状況で、非常に波を打つと言うんですか、そんな状況が現実的な話かなと思います。  ですから、一概にこれをならしてというのはなかなか難しい部分もあるし、逆に、ならすような形で事業を計画するというのもなかなか難しい部分があるのかなと、こういうふうに観察はしております。 583 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。 584 ◯山田弘己委員 ありがとうございます。特に都市計画を進めるに当たって、土地に対する用地買収とか地権者の話合いというのは一番頭を悩ますところだと思いますし、苦労の多いところだということはよく理解しております。そこについては本当にご苦労様ですと申し上げたいんですが、やはり土地というのは変動もありますし、そこら辺の交渉術とか、地権者の気持ちになって対応するというようなトレーニングとか研修とかいうのは何かされているんでしょうか。 585 ◯白本和久委員長 松本部長。 586 ◯松本安嘉建設部長 用地に関する担当をしております職員につきましては、国土交通大学校あるいは全国建設研修センターがやっております用地事務担当者研修というのが東京でございます。それにも毎年行かせておるんですが、それもさることながら、やはり、現場での会話と言いますか、相手さんとのコミュニケーションというのが第一かなと、かように思っております。 587 ◯白本和久委員長 山田弘己委員。 588 ◯山田弘己委員 当然、市街地再開発とか道路の整備ということで、市民にしてもこの道路はいつできるんだろうと、ここの空間、ここの空きスペースはいつ開発されるんだろうと。12万人都市でありながら、町なかにいろんなケース、その中には民間が土地を買収しているところもありますが、市民としてはこの新しいまちをつくっていくのを早く、スピードを進めてほしいという要望がかなりありますので、その観点からも用地買収等を的確に進めていただきたいと思います。以上です。 589 ◯白本和久委員長 松本部長。 590 ◯松本安嘉建設部長 当然、担当者の方、地権者の方に足しげく通って、なおかつ相手さんとの合意形成に向けて努力しておりますが、いかんせん、やはりそれぞれの生活あるいはそれぞれのご商売というふうなことがございまして、なかなか私どもの提示するような金額でご納得いただけていないのが現在の状況でございますが、今後もそういった生駒市の財政的な状況もご説明した上で、できるだけご理解いただけるような話合いを続けたいと、かように思っていますので、よろしくお願いします。 591 ◯白本和久委員長 樋口委員。 592 ◯樋口清士委員 ページでいきますと138ページ、139ページの辺りなんですけれども、生駒市の中で狭あい道路というのは、延長で何キロあるかというのは把握されていますでしょうか。(発言する者あり)4メーター未満の狭あい道路です。なければ後でも結構ですけれども。(「ないん違うか」との声あり)ないならないで。(発言する者あり) 593 ◯白本和久委員長 松本部長。 594 ◯松本安嘉建設部長 ちょっと今、狭あい道路に限定した部分というのは手元に資料を持ち合わせていないので、申し訳ございません。 595 ◯白本和久委員長 松本部長。 596 ◯松本安嘉建設部長 すみません、手元にないだけでなしに、資料にもないみたいなので、申し訳ございません。ただ、私の記憶では、約60キロぐらい市道が(発言する者多し)してあるのかなと思っています。そのうち、舗装されている分が約49万6,000メーターぐらいですので、その残りが大体、言われれば、俗に言う里道とか1メーター未満の細い道かなと。もちろん、どの部分から狭あいという定義をお使いにもよるんですが。 597 ◯白本和久委員長 樋口委員。 598 ◯樋口清士委員 今ちょっと気にしていますのは、この道路新設改良事業費、これで道路拡幅等が行われていってる。ひょっとしたらその前のところの道路橋梁維持管理費の中にそういうものが紛れ込んでいるのかもしれないですけれども、いずれにしても、4メーター未満の狭あい道路というのが一般的な定義ですから、それに限定して物を言いますと、特に市街化区域内でも相当の延長がまだ残されている状況にあると。私も数字は分かりませんけれども、見た目でそういう印象を持っているということなんですが、いずれにしても、行政サービス、特に救急車両であるとかそういったものが入っていく際には、この道路を4メーター以上にするというのが基本的なスタンスであろうかというふうに思います。そういうスタンスに立ったときに、今ここでどれほどのお金が使われているのかというところをちょっとまず確認させていただきたいんですが、狭あい道路の拡幅事業に対して、今、平成22年度に関しては幾らのお金を使って、何キロ、何メーターの改良が行われているのか。箇所数とかでも結構ですけどね。 599 ◯白本和久委員長 松本部長。 600 ◯松本安嘉建設部長 道路新設改良事業費、維持の方は特段舗装とかあるいは道路構造物の修繕に使っていますので、そういった改良事業、拡幅とか改良につきましては、この新設改良事業費の方でやっておるんですが、平成22年度の実績でいきますと、今おっしゃっていただいております狭あいという意味合いでいきますと、3路線ですか。 601 ◯白本和久委員長 樋口委員。 602 ◯樋口清士委員 恐らく維持補修のところでも舗装工事という部分で、例えば建物の建替えに合わせてセットバックされたときに、そこに舗装が入っていって、道路にしていくということもあり得るので、そういうことをやっていれば、こういうところにも入っているかなというふうにも思うんですけれども、言いたいことは、いずれ無くしていかなければならない、要は拡幅していかなければならないものがたくさんあると。それに対して、何らかの手を打って、計画的にと言いますか、順次拡幅を進めていく姿勢を持っておかないと、いつまでたっても狭あい道路は残り続けることになるだろうということを申し上げたいわけです。特に、市街化区域内でも相当数あるだろうというふうに思われますので、都市計画税を頂いているということも考え合わせれば、そのお金を適切にそこに投じていく、これは以前、一般質問の中でも申し上げましたけれども、そういう制度的に何らかこしらえて、お金を使えるようにするとかいうことが必要ならば、そういうことも含めて再度ご検討いただきたいということだけ申し上げて、終えておきます。 603 ◯白本和久委員長 他にございませんか。寺西課長。 604 ◯寺西清幸土木課長 先ほどの交通安全施設の件なんですけども、交通安全施設の中には、カーブミラーを始め、区画線、ラインとかガードレールとか転落防止柵とか、そういったもろもろ、いろいろな種類がございますねんけども、それが平成21年度と平成22年度を比べますと、ガードレール、それから転落防止柵、そういったものが件数が増えておりまして、増額になっていると。これは主なものだけですけども、増えているというような状況でございます。 605 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 606 ◯惠比須幹夫委員 ちょっと具体なところを1点お伺いいたします。  143ページの公園整備費の中で公園・街路樹管理費なんですが、この不用額の一覧の中でも12.3%の不用率ということで、説明としては街路樹等維持管理業務の現地精査、そして入札ということで書かれているんですが、どのような部分を具体に精査されて、入札に反映されていったのかというのをお聞かせ願えますか。 607 ◯白本和久委員長 高橋課長。 608 ◯高橋一之公園管理課長 多くは入札執行残でございますけども、精査と申しますのは、予算作成時に3カ年前のデータを、松枯れとかの枯損木、それと薬剤散布などについては、その3年間のデータで今年は予想本数を決めていくんですけども、それが平成22年度ではうちが試算しておった本数よりも少なくなったと、松枯れとかが。それで減ったというところもあります。 609 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 610 ◯惠比須幹夫委員 ちょっと確認なんですが、この入札とあるのは入札執行残ということですね。 611 ◯白本和久委員長 高橋課長。 612 ◯高橋一之公園管理課長 入札執行残ということです。 613 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 614 ◯惠比須幹夫委員 入札額自体が下がったということではないということですね。 615 ◯白本和久委員長 高橋課長。 616 ◯高橋一之公園管理課長 入札額ももちろん下がってはおるんですけども、入札制度改革等によりまして、平成22年度の平均を採りますと78.9%ぐらいの入札率です。 617 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 618 ◯惠比須幹夫委員 それだけ入札額が下がって、業務の量というのはほぼ同じボリュームで入札額がなおかつ下がったということでしょうか。 619 ◯白本和久委員長 高橋課長。 620 ◯高橋一之公園管理課長 その業務の量も非常に難しくて、難しいと言うんですか、伸びる生き物ですから、その年度によって伸びる、成長度と言うんですか、それも違ったりするので、作業量としてはほとんど変わらないです。せやから、まだ実際作業をしていない街路樹というのもございます。まだ幼木なのでせん定作業に取りかかっていないものもありますから、まだまだこれから減るということは全体にないですね。 621 ◯白本和久委員長 惠比須委員。 622 ◯惠比須幹夫委員 入札額が下がったということで、認識とされては、あくまで仕事の質自体は維持されているというふうに認識されていますか。 623 ◯白本和久委員長 高橋課長。 624 ◯高橋一之公園管理課長 従来、市内業者さん、かなり丁寧な仕事をされていただいておりますし、私どもも、その受注した後にせん定説明会というのを、全業者を集めまして、今年はこういうふうな形でいこうとかいうのを各業者と詰めてやっておりますので、手抜きとかそういうのは一切ございません。 625 ◯白本和久委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 626 ◯白本和久委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 627 ◯白本和久委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第61号に係る都市建設委員会所管分の質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 628 ◯白本和久委員長 次に、議案第62号、平成22年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定について、吉岡都市整備部長から説明を受けます。 629 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 それでは、議案第62号、平成22年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算についてご説明を申し上げます。  185ページから187ページをお願いいたします。  この特別会計は、本市における開発行為及び中高層建築物の建築行為等について、指導要綱に基づく事業者からの公共公益施設整備協力金等及びその運用収入を公共施設整備基金に積立てをいたすものでございます。  まず、185ページの歳入でございますが、款1の財産収入につきましては、公共施設整備基金の運用利子といたしまして68万2,658円、款2の寄附金で、公共施設整備寄附金として8,283万4,584円を収入し、歳入決算総額は8,351万7,242円となっており、同額を次のページの186ページにございます歳出におきまして公共施設整備基金として積立てをいたしたものでございます。その結果、公共施設整備基金の平成22年度末基金総額は12億1,288万円となっております。  以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 630 ◯白本和久委員長 説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 631 ◯白本和久委員長 質疑等はないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 632 ◯白本和久委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第62号に係る質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 633 ◯白本和久委員長 最後に、議案第63号、平成22年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算の認定について、吉岡開発部長から説明を受けます。 634 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 それでは、議案第63号、平成22年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算についてご説明を申し上げます。  189ページから190ページをお願いいたします。  まず、歳入からご説明申し上げます。  款1、国庫支出金111万8,000円は、生駒駅北口の街路景観形成計画作成業務についての国からの補助金でございます。  款2、繰入金9,517万9,378円は、一般会計からの繰入金でございます。  款3、諸収入の1,073万1,432円は、仮設店舗の家賃収入等でございます。  以上、歳入合計は1億702万8,810円となっております。  次に、191ページから192ページをお願いいたします。  続きまして、歳出についてご説明を申し上げます。  款1、事業費4,677万4,050円は、生駒駅前北口の市街地再開発事業に要した経費でございます。生駒駅前北口第二地区市街地再開発事業では、平成22年8月に市街地再開発事業及び都市計画道路の都市計画変更を行い、設置予定の公共施設に関するアンケート調査を行うとともに、事業で整備する街路についての景観形成計画を作成いたしました。  また、再開発準備組合が実施した基本設計などの費用について、一部補助金を交付するとともに、準備組合による委託業務、事業計画の取りまとめなどの組合設立認可手続きを支援し、平成23年3月に認可申請がなされ、5月には再開発組合が設立されたところでございます。
     なお、192ページの節17、公有財産購入費の不用額1,051万円につきましては、事業推進のため早期転出希望権利者と地区外の市有地との用地交換が合意できなかったため、生じたものでございます。  節19、負担金補助及び交付金の不用額1,313万5,000円余りにつきましては、準備組合に対して支出する予定の補助金と、公共施設管理者負担金におきまして、組合が入札を実施したことなどにより予定よりも下回ったため、不用額が生じたものでございます。  次に、款2、公債費6,025万4,760円につきましては、第二地区再開発事業に要しました長期債の償還元金と利子でございます。  この結果、歳出合計は、歳入と同額の1億702万8,810円となっております。  以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 635 ◯白本和久委員長 説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。上原委員。 636 ◯上原しのぶ委員 191ページのところに、施策の成果等のところに、アンケート調査を行ったとなっているんですが、アンケート調査の内容についてどういう内容だったのかちょっと教えていただければと思います。 637 ◯白本和久委員長 上野課長。 638 ◯上野和久地域整備課長 アンケート調査でございますが、再開発事業の進捗によりまして整備いたします公共公益施設を具体的に決めるために、平成19年度に実施いたしました市民アンケートの結果に基づきまして、たけまるモニターと市内4カ所の公共施設、中央公民館、図書室、セイセイビル、芸術会館で市民アンケートを実施しております。アンケート内容といたしましては、平成19年のアンケート結果の結果によりまして、再開発事業により望まれる施設といたしましてポイントの高かった図書室、市民ギャラリーについてのアンケートを行いました。具体的には、図書室の開館時間、図書室の機能、また市民ギャラリーの利用などといったものでございます。  たけまるモニターのアンケート結果につきましては、ホームページで掲載しております。  アンケート結果といたしましては、例えば開館時間は午前8時というのが一番多くございました。それとあと、どういう機能がいいかということにつきましては、予約図書の受渡しコーナーとか読書カフェなどが挙がっております。  これらのアンケートを踏まえまして、再開発ビルに予定しております図書室等の計画を今後行っていく予定でございますけども、その基本計画を現在行っておりまして、具体的な施設の詳細、管理運営につきましては、生涯学習部の方で検討していただいているところでございます。 639 ◯白本和久委員長 上原委員。 640 ◯上原しのぶ委員 公共施設、第二地区に設置する具体的な公共施設の運営等について、アンケートを行われたということなんですが、私たち、特に日本共産党として申し上げたいのは、やはり、市が6割の土地を持っているということで、もうちょっとまちづくり全体に対する市民のそういう声を集約されたようなことはなかったのか、その辺、どうでしょうか。 641 ◯白本和久委員長 上野課長。 642 ◯上野和久地域整備課長 その件につきましては、平成19年度に実施いたしました市民アンケートというのをたたき台にしておりまして、それ以外で特に行っておりません。以上です。 643 ◯白本和久委員長 上原委員。 644 ◯上原しのぶ委員 先ほども申し上げましたけれども、市が6割の土地を持っているという点では、明らかにこれは公共施設ということですので、今、あそこの1階のロビーのところに何かモデルが置いてあるんですけれども、あれはあれで否定はしませんけれども、あそこへ行くまでにもう少し、やはり生駒市が主体的になって、あそこのところにマンションを建設するのは反対という声も私たちのところには寄せられていますし、生駒山のふもとにビルをにょきにょきと建てるんじゃなくて、公園も造ってほしかったとか、そういう声もやっぱり集約をするべきでなかったかなというふうにこの件については考えておりますので申し上げて、次のことに。 645 ◯白本和久委員長 上原委員。 646 ◯上原しのぶ委員 不用額がちょっと気になるんですが、3,600万という不用額が出ているんですけれども、これはどういうふうなことで生じたのか教えてください。 647 ◯白本和久委員長 上野課長。 648 ◯上野和久地域整備課長 不用額におきましては、大きく3点ほど不用額が出ております。まず1点目につきましては、人件費ということで、当初予算より1,000万近く減額になっております。もう1つが、先ほど部長も説明しましたように、地区内の地権者の方が早期転出したいということで、市の他の土地の交換を望んでおられました分につきまして交渉しておりましたが、不調に終わったということで、1,000万その交換差金の分が執行されておりません。もう1つが、負担金補助及び交付金というところで、これは、組合が行いました入札によりまして入札差金といたしまして不用額が生じております。その組合が実施しております項目については変わっておりません。以上でございます。 649 ◯白本和久委員長 上原委員。 650 ◯上原しのぶ委員 そしたら、この不用額が出たということで、事業に特別に大きな影響が出たということはありませんね。 651 ◯白本和久委員長 上野課長。 652 ◯上野和久地域整備課長 はい、支障ございません。 653 ◯白本和久委員長 上原委員。 654 ◯上原しのぶ委員 最後に、これは意見ですけども、先ほども申し上げましたけれども、駅前再開発事業そのものの在り方について、今は一応、組合施行ということで組合中心にされているんですが、そこに行くまでにもう少し市民の意見を、事業評価制度なども取り入れた上でやってほしかったなということを申し上げておきたいと思います。 655 ◯白本和久委員長 吉岡部長。 656 ◯吉岡源裕都市整備部長兼開発部長 市民の方につきましては、タウンミーティングを再開発事業独自でやるなど、それから、それぞれの各地区のタウンミーティングの中でも再開発事業のお話をさせていただくということをやらせていただいております。その結果、できるだけ公園と委員さんおっしゃいましたけども、できるだけ大きな広場を駅前に取ると。これは採算的には非常に良くないとは思うんですけれども、市としてできるだけ大きい広場を取る、それから、できるだけ緑化を図っていくと。環境にやさしいビルにするという今のニーズに合わせましたビルにできるだけさせていただいているつもりでございます。 657 ◯白本和久委員長 他にございませんか。中浦副委員長。 658 ◯中浦新悟副委員長 ちょっと1点、数字を教えてほしいんですけども、189ページの雑入のところにある仮設店舗家賃収入等のところですね。この「等」というのには何があるのか、まず教えてください。 659 ◯白本和久委員長 上野課長。 660 ◯上野和久地域整備課長 仮設店舗以外に、第二地区におきまして早期に転出されました方々の空き地を利用いたしまして仮設駐車場というのをやっておりまして、それに対しまして土地を貸しておる分で計上させていただいております。 661 ◯白本和久委員長 中浦副委員長。 662 ◯中浦新悟副委員長 あと、この仮設店舗というのは、例えば何店舗あって、平米でいいです、平米幾らで、月幾らで貸しているのかというのは分かりますでしょうか。 663 ◯白本和久委員長 上野課長。 664 ◯上野和久地域整備課長 仮設店舗といたしましては6店舗、5名の方が使用されております。面積は221平米ほどございます。賃料、使用料でございますけれども、月平米598円でございます。 665 ◯白本和久委員長 中浦副委員長。 666 ◯中浦新悟副委員長 過去、平成22年まで含めてですけれども、何年間このお値段で貸していたのかということを確認できますか。 667 ◯白本和久委員長 上野課長。 668 ◯上野和久地域整備課長 この仮設店舗ができましたのが平成9年3月でして、その後、一部増築しまして、その当初からこの598円というのは変わっておりません。以上です。 669 ◯中浦新悟副委員長 分かりました。 670 ◯白本和久委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 671 ◯白本和久委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 672 ◯白本和久委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第63号に係る質疑を終結いたします。  以上で都市建設委員会の所管に係る決算議案に対する質疑を終結いたします。  審査進行上、暫時休憩いたします。              午後3時31分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後3時35分 再開 673 ◯白本和久委員長 休憩を解いて、委員会を再開いたします。  以上で各常任委員会単位による決算議案等に対する質疑は全て終了いたしました。  これより議案ごとに採決いたしますが、審査事項、(1)報告第6号、平成22年度決算に基づく生駒市健全化判断比率の報告について及び(2)報告第7号、平成22年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についての2報告については承りおき願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 674 ◯白本和久委員長 それでは、採決いたします。  まず、審査事項、(3)議案第61号、平成22年度生駒市一般会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第61号は認定することに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 675 ◯白本和久委員長 起立多数であります。  よって、委員会といたしましては、議案第61号は認定することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 676 ◯白本和久委員長 次に、審査事項、(4)議案第62号、平成22年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第62号は認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 677 ◯白本和久委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第62号は認定することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 678 ◯白本和久委員長 次に、審査事項、(5)議案第63号、平成22年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第63号は認定することに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 679 ◯白本和久委員長 起立多数であります。  よって、委員会といたしましては、議案第63号は認定することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 680 ◯白本和久委員長 次に、審査事項、(6)議案第64号、平成22年度生駒市介護保険特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第64号は認定することに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 681 ◯白本和久委員長 起立多数であります。  よって、委員会といたしましては、議案第64号は認定することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 682 ◯白本和久委員長 次に、審査事項、(7)議案第65号、平成22年度生駒市国民健康保険特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第65号は認定することに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 683 ◯白本和久委員長 起立多数であります。  よって、委員会といたしましては、議案第65号は認定することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 684 ◯白本和久委員長 次に、審査事項、(8)議案第66号、平成22年度生駒市老人保健特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第66号は認定することにご異議ございませんか。
                 (「異議なし」との声あり) 685 ◯白本和久委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第66号は認定することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 686 ◯白本和久委員長 次に、審査事項、(9)議案第67号、平成22年度生駒市後期高齢者医療特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第67号は認定することに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 687 ◯白本和久委員長 起立多数であります。  よって、委員会といたしましては、議案第67号は認定することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 688 ◯白本和久委員長 次に、審査事項、(10)議案第68号、平成22年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第68号は認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 689 ◯白本和久委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第68号は認定することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 690 ◯白本和久委員長 次に、審査事項、(11)議案第69号、平成22年度生駒市自動車駐車場事業特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第69号は認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 691 ◯白本和久委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第69号は認定することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 692 ◯白本和久委員長 次に、審査事項、(12)議案第70号、平成22年度生駒市水道事業会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第70号は認定することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 693 ◯白本和久委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第70号は認定することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 694 ◯白本和久委員長 最後に、審査事項、(13)議案第71号、平成22年度生駒市病院事業会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第71号は認定することに賛成の委員の起立を求めます。              (賛成者起立) 695 ◯白本和久委員長 起立多数であります。  よって、委員会といたしましては、議案第71号は認定することに決定しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 696 ◯白本和久委員長 以上で、9月定例会から付託された決算議案等に対する審査は全て終了いたしました。  よって、本日をもって当委員会を閉会したいと思います。  これにて決算審査特別委員会を閉会いたします。              午後3時43分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。             決算審査特別委員会委員長   白 本 和 久 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....